習慣化を味方につけて、丁寧な暮らしを定着させる。仕組み作りのコツ

習慣化を味方につけて、丁寧な暮らしを定着させる。仕組み作りのコツ

丁寧な暮らしに憧れて念願の一人暮らしを始めたものの、仕事が辛すぎて、暮らしを整えるどころか暮らしが崩壊していく日々を送った経験から、丁寧な暮らしのためには、心の余裕が必要不可欠だと考えています。

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心を整えることができたら、いよいよ丁寧な暮らしの実践編。

この記事では、丁寧な暮らしを定着させるためにはどうすればいいのか?ということを考えていきたいと思います。

丁寧な暮らしの味方は習慣化

習慣化を味方につけて、丁寧な暮らしを定着させる。仕組み作りのコツ

「丁寧な暮らし」と言葉にするのは簡単でも、実行に移すのは大変なことです。

よく聞く言葉ですが、実行・継続のカギはやっぱり習慣化。

日常生活で変えたいと思っていることを、少しずつ改善していくうちに、気が付いたらいろいろなことができるようになっていました。

  • 早寝早起きする
  • 朝ごはんを食べる
  • 毎日洗濯をする
  • 舌ブラシと糸ようじを使う
  • 毎日トイレ掃除をする
  • お風呂場の排水溝の髪の毛を取る
  • 湯船に浸かる

お風呂以外は朝のルーティーンです。

「早起きは三文の徳」という言葉の通り、平日も休日も関係なく早く起きて、同じ時間割で朝の準備をすると、1日が長く感じられます。時間を有効に使えて、気持ちもすっきりします。

▶︎関連記事:朝のイライラを断捨離。平日でも時間に余裕を持たせて丁寧に暮らす

習慣化のコツは、予定に組み込むこと

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もともと面倒くさがりでずぼらなので、本当につい数ヶ月前まで堕落した生活を送っていました。

  • 目が覚めても活動を始めるのが面倒で布団から出られない
  • 二度寝、三度寝は当たり前で、休日は夕方に起きることも珍しくない
  • 朝食を食べる時間がない
  • 前にいつ掃除をしたか覚えてない
  • お風呂に入るのが面倒で、お風呂場に行くまでに1時間くらいかかる
  • 気付いたら2時、3時まで起きている

何年もやめられなかったこんな悪い習慣たちですが、今はどれも無縁になりました。

縁を切ることができたのは、できることから少しずつ予定に組み込んで改善したからです。

  • 休日の朝にあえて予定を入れて、無理やり起きる
  • 出かける時間から逆算して、十分すぎるくらい朝食の時間を取る(30分くらい)
  • 最低限ここだけは掃除するという場所を見極めて、出かける前にさっと掃除する(トイレ、お風呂の排水溝のごみ取り)
  • 帰宅後すぐお風呂に入る(今は時間が空いてもすんなり入れるようになったのでやめました)
  • 22時には布団に入る(結局スマホは触るので、初めから1時間ネットサーフィンの時間を取る)

できることから改善させていけば、数ヶ月後には大きな変化になっています。

わたしの場合は、神経質で絶対に遅刻できない性格なので、人との約束やお店の予約があれば、どんなことがあっても起きるだろうと考え、休日の朝に予定を入れることから始めました。

そこから、平日・休日共通の朝のルーティーンを少しずつ作って、今のような生活スタイルになりました。

自分の感覚では、毎日同じことを繰り返しているだけなので、特別頑張っている自覚はありませんが、数ヶ月前の自分とは比べ物にならないくらい、丁寧な暮らしに近い生活をしていると思います。

とはいえ、気分が乗らないことは、無理やり実行に移しても定着しないので、感覚的に「どうにかしたい!」と思った時が変わり時なのかな、とも思います。

行動のミニマム化も有効な方法

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習慣を身に付けるためには、行動を簡略化することもポイントです。

どんなに小さなことでも、手順を1つにまとめると、積もり積もって楽になります。

生活の中で「これ、めんどくさいなあ…」と思うことに簡略化のヒントが隠されていたりするので、それを発見して色々と試してみるのも、ゲーム感覚で面白いです。

楽して暮らしを整える

習慣化を味方につけて、丁寧な暮らしを定着させる。仕組み作りのコツ

「丁寧な暮らし」という言葉を聞くと、意識が高いイメージがありますが、面倒な手間をかけなくても暮らしを整えることはできると思います。

わたしが実践していることを、果たして丁寧な暮らしと呼んでいいのかはわかりませんが、定義は人それぞれ、普段の日常の一瞬一瞬を大切に過ごす暮らし方ができれば、それで満足です。

日常を大切に過ごすことができると、不思議と毎日が少し楽しくなってきます。これから先、そんな人が増えたら嬉しいです。

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