平日は「早くお休みにならないかな」と心待ちにしてしまう休日ですが、いざその日を迎えると満足のいく過ごし方が難しい、手強い相手だということに最近気が付きました。
良くも悪くも自由なので、堕落しようと思えばどこまででも堕落できるのが、休日の怖いところ。
夕方まで寝続けたり、苦しくなるほどフードファイトまがいのことをしたり、ドラマを一気見したり、ひと通り自由な休日を過ごしてみてわかったのは「わたしは、この過ごし方では満足感が得られない」ということでした。
平日ストレスに晒されて働いている分、休日くらいは…という思いもありつつ、いざ自由に過ごすと夜になってから「1日を無駄にしてしまった…」と後悔。なかなか難しいものです。
そんな中で最近ようやく、自分にしっくりくる過ごし方がなんとなくわかってきました。
基本の流れは平日と同じ
休日といっても朝と夜のルーティンは基本変えずに、普段会社に行っている時間帯だけをアレンジするようにしています。
2日休んだらまた仕事なので、極端に寝る時間や起きる時間、過ごし方の流れを変えてしまうと、元に戻すのが大変です。
ルーティンを習慣化させてしまえば、朝起きたら自動的に外に出る準備が整っているという状態を作り出すことができるので、予定がない休日の外出のハードルも下がります。
休日ルーティンに組み込むこと
- マフラー・ルームウェアの洗濯
- ごはんを炊く
- 洗面所の掃除
- お弁当のおかず作り
マフラー・ルームウェアの洗濯
秋冬は毎日身に付けるマフラー、つい洗濯を忘れがちだったので休日のルーティンにマフラーの洗濯を組み込むことに。
平日だと乾かす時間までは取れないので、平日よりも活動開始時間が遅い休日の方が都合がいいのです。
合わせて、ルームウェアの洗濯も習慣化しないと忘れてしまうので、一緒にスケジュールに入れてみました。
ルームウェアといっても、今は外出着かパジャマしか着ないので、洗うのは靴下くらいです。
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ごはんを炊く
1日1食しか白米を食べないので、ごはんを炊く頻度は1週間に1度で十分。ですが、それくらいの頻度のことの習慣化って難しい…!
ということで、ごはんを炊くのは休日1日目のルーティンとして定着させることにしました。朝のルーティンの中の、部屋をリセットするタイミングに組み込んでいます。
ごはんを炊くなんて、実際はたいした労力ではありませんが、行動に起こすまでが面倒で、ついさぼってしまいがち。こういったことこそ、習慣化が有効といえそうです。
洗面所の掃除
- 鏡を磨く
- 洗濯機下のほこりを取る
- 洗濯機のメンテナンス
こちらは、休日2日目の部屋をリセットするタイミングに組み込んだルーティン。
毎日やる必要(余裕)はないけれど、1ヶ月単位で放置すると汚れが目立つなと感じる、洗面所の軽い掃除をします。
たまにキッチン、トイレ、お風呂も含めた水回り全体にドメストをかけて回ることも。
1週間に1回くらいの頻度でやりたいことは、休日ルーティンに組み込むのがちょうどいい気がします。
お弁当のおかず作り
崩壊しきった食生活の改善の一環として、平日はお弁当を作って持って行くようにしています。
平日の朝にキッチンに立つ心の余裕はないので、お弁当のおかず作りは休日のノルマです。
外食メインの生活も、それはそれでいいんじゃないかと思いつつ、理想の自分は自炊が習慣の料理上手なので(今は夢のまた夢という感じですが)少しでもその姿に近付けるように、休日くらいはキッチンに立ちます。
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5日間くらいであれば同じ食事でも別に気にならないので、休日1日目に肉メインのおかず、2日目に野菜メインのおかずを作って、1週間同じものを詰めます。
数ヶ月前、スーパーで買ったほうれん草から虫が出てきたトラウマから、今は冷凍野菜を活用中。野菜の下ごしらえも覚えたいところではありますが、手軽で便利です。
休日に過度な期待をしない
わたしは昔から、休日の自分に過度な期待を寄せる傾向にあります。
自分のキャパを考えるとありえないような量のノルマを課し、当然半分も終わらずに不満が残るという休日を、これまで数え切れないほど経験してきました。
平日も休日も1日は24時間。生きるために必要な活動を差し引くと、やっぱり休日に自由に過ごせるのは平日会社に行っている時間帯くらいなはずです。
休日だからといってやることを一気にこなそうとせず、客観的に見て確実にできる範囲のことをノルマに設定することが、満足度の高い休日を過ごすコツなのかもしれません。
そもそも、休日は休む日と書いて休日。やることを詰め込みすぎず、平日を乗り越える活力になるような過ごし方を考えていきたいなと思います。