ミニマリストOLの断捨離基準。要不要の判断はどこでするのか改めて考えてみた

ミニマリストOLの断捨離基準。要不要の判断はどこでするのか改めて考えてみた

改めて身の回りの物を見渡してみて「わたしが物を持つ基準ってなんなんだろう」ということをふと考えました。

元々、物がなかなか捨てられなくて、人より多くの物を所有していたと思うのですが、今は自分に一番合う物を見極めて心地よい付き合い方ができるようになってきたかな?と感じています。

以前は、買い物や旅行に行くと「何か買わなきゃいけない」という強迫観念から気付けばものすごい量を買っていることも多々ありました。

この記事では、そんな今のわたしの「物を持つ判断基準」のことを掘り下げてみたいと思います。

物へのときめきと管理の手間を天秤にかける

ミニマリストOLの断捨離基準。要不要の判断はどこでするのか改めて考えてみた

せっかく欲しい物を手に入れても、きちんと管理し続けることができないと、時とともにゴミになってしまいます。

家の中の物を見直す時も新しく物を購入する時も「管理の手間をかけてまで手元に置きたいのか」ということをよく考えるようになってから、自分にとってちょうどいい量の物だけが手元に残るようになりました。

これまでに手放した物

  • ソファーとドレッサー
  • ゴミ箱
  • ヒールとサンダルとブーツ
  • 着回しのできない服
  • 本と雑誌

ソファーとドレッサー

どちらも素敵なインテリアへの憧れから購入したアイテムだったのですが、実際にワンルームの狭い部屋の中にあると邪魔で、かえってマイナスな投資となりました。

ソファーはベッドで兼用できるし、ドレッサーはローテーブルで兼用できる。わたしはそれで十分だな、という感覚です。

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ゴミ箱

ゴミ箱の断捨離は、ある意味自分の中で革命的な出来事だったと記憶しています。

はじめはゴミ箱を持たないということが選択肢にすらなく、選択肢に入ったところで「ゴミ箱を持たないなんてありえないでしょ」と思っていたのですが、あまりにもゴミ箱の生活感が不快で思い切って撤去してみたら、驚くほど快適に生活できるようになったのです。

一般的と言われていることが、必ずしも自分にとってベストだとは限らないということを知るいいきっかけになりました。

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ヒールとサンダルとブーツ

おしゃれしたい時はヒールを履くし、夏はサンダルを履くし、冬はブーツを履く。これまでなんの疑問も抱かなかったのですが、断捨離をするにあたって手持ちの靴を減らそうと考えた時「よく考えたらなくてもよくない?」と最初に対象になったのがこれらのアイテムでした。

特定の条件下でしか使うことができないという点が引っかかって断捨離対象になったのですが、よくよく考えてみるとヒールは足が痛くなるし(しかも背が高いので巨人みたいになる)サンダルもブーツも脱ぎ履きがしにくいし、実はあんまり好きじゃないかもな〜なんて思ったりもして。

わたしはスニーカーとも相性が悪いので、これから先もきっとバレエシューズだけで生きていけそうだなと思っています。

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着回しのできない服

以前は1ヶ月間すべて違う服で着回しができるほどの数を持っていましたが、服自体に愛着があるというよりは、服の持ち数が少ないことに不安を抱くタイプ故の問題でした。

服って意外とすぐ(安物ばかり着ているからかもしれませんが)ほつれたりボタンが取れたり毛玉ができたりするし、管理が地味にめんどくさい。でもそういう物が自分のテリトリーの中にあるのは気持ち悪い

ちょうど服のレンタルが一般的になってきた時期でもあったので、本当に自分の物にするのは最低限にして、あとは全部借りればいいやと思うようになりました。

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本と雑誌

いくらデジタル化が進んでいるとはいえ、紙の本や雑誌には独特の魅力があるなと感じます。

ですが、やっぱり本は場所を取るし、邪魔といえば邪魔なのです。処分する時も、売るのも面倒な割にお金にならないし、捨てるのもかさばるし重い。

メルカリは未だデビューできておらず、未だに売る時は古本屋派です。

その点、電子書籍だと本当に手軽で楽だなと思います。これからも、紙の本は本屋や美容院で読めればいいかなという感じです。

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今も持ち続けている物

  • ベッド
  • 観葉植物
  • ルンバ
  • シュレッダー
  • エスプレッソマシン

ベッド

「ミニマリストなので寝袋で寝ています」なんて話を聞くと、未だにちょっとだけ心が揺らいだりするのですが、ベッドはきっとこれからも持ち続けると思います。

中学生の頃に自分の部屋のベッドで寝るようになって以来「寝る時はベッド」という無意識の刷り込みがあるからか、うまく説明はできないけれどやっぱり寝る時はベッドで寝たいな、という思いがあるのです。

あとは、椅子代わりになるのも大きいかもしれません。普段はローテーブルを使っているので床に座って生活しているのですが、たまには椅子に座って気分転換したいなと思うことがあります。

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観葉植物

なんとなく、心地よい暮らしと観葉植物には密接な関係がある気がして、フェイクですがうちにはずっと木があります。

いつかは本物にしたり、部屋のいたるところにグリーンを飾ったりしたいなあなんて思ったりしつつ、行動には移せていない、という感じです。

ルンバ

床掃除をする習慣がなくなった今、ルンバにいなくなられると本当に困ります。

1日は24時間しかないし、労力のキャパにも限界があるので、多少経済的ではないとしても、自動化できるところは自動化して、効率よく生きていきたいなと思っています。

ルンバとブラーバが合体した商品があったらいいなあ、なんてずっと思っています(もうあったりするのかな?)。

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シュレッダー

心配症なので、個人情報は細かく裁断するか完全に消さないと捨てられないのですが、いちいち破いたりマジックで消すのはめんどくさすぎます。

前に住んでいた部屋ではシュレッダーを導入した時期が遅くなったために個人情報の消去が追いつかず、部屋のいたるところに紙を散乱させたという経験もあり、シュレッダーは綺麗な部屋を維持するために、ある意味一番なくてはならないものという認識があります。

エスプレッソマシン

学生時代はカフェでアルバイトをしていたので、なんとなくエスプレッソマシンやミルクスチーマーには愛着があります。

本当はホイップクリームを作る機械も欲しいです。

あの頃は仕事として半分嫌々やっていた部分もあるのですが、今は趣味としてラテアートなんかができるようになれたらいいな〜なんて思ったりしています。なので、この先マシンをアップデートすることはあっても、断捨離することはなさそうかな、という感じです。

「習慣」が足枷になっていることも

ミニマリストOLの断捨離基準。要不要の判断はどこでするのか改めて考えてみた

例えば、早寝早起きなどいい習慣は自分の味方になってくれる心強い存在となりますが、その逆も然り。

特に意味はないけどなんとなく使い続けている物が自分の理想の暮らしを邪魔していることも多いです。

わたしの場合は、その筆頭がゴミ箱。汚れやすいしインテリアの邪魔になるしで嫌だなあとは思いつつも、これまで「ないとか逆にありえない」くらいの気持ちでいたのですが、思い切って断捨離してみて、いかに無駄な存在だったかがよくわかりました。

時には一般的に「普通」と言われていることを疑ってみることも(非常識になるのはまた違うと思いますが)必要なのかもしれません。

何気なく過ぎていく毎日の中でときどき、でも意識的に身の回りの物に目を向けてみると、判断基準が徐々にブラッシュアップされていくのかな?と思っています。

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