日経WOMAN 2020年3月号に掲載されました

仕事、辞めてよかった。新卒の会社を1年で辞めて第二新卒で転職した話

仕事、辞めてよかった。新卒の会社を1年で辞めて第二新卒で転職した話

先日、ずっと観たいと思っていた映画『ちょっと今から仕事やめてくる』をようやく観ることができました。

新卒で入った会社を辞めたいと思っていた頃に原作を読んだことがあり、そのタイトルと内容に心が軽くなった作品なので、映画もぜひ観たい!と思っていたのです。

この映画を観ていたら、新卒の1年間仕事を辞めたくてたまらなかった時のことを思い出し、今まさにそんな思いをしている人の力になれたらなと考え、記事を書いてみることにしました。

わたし自身も、仕事を辞めたかった時にいろんな人の転職体験談を読んで、たくさん救われた経験があるので、少しでも誰かの心を軽くすることができたら嬉しいです。

ミニマリストOLが仕事を辞めるまで

仕事、辞めてよかった。新卒の会社を1年で辞めて第二新卒で転職した話

わたしの前職の仕事内容は、ミスしたら最悪人の命に関わる危険性もある、責任の重いものでした。

そのため、少しでもミスをすると社内全体で共有されてしまい、大事になります。

ですが、人間なので絶対にミスをしないわけはありません。

誰かしらがミスをして上司に事情聴取されているのを目撃するたびに「次はわたしかもしれない…」という恐怖に襲われ、だんだん仕事が怖くてたまらなくなっていきました。

仕事のある日は毎日、絶望的な気分で眠りに就き、絶望的な気分で目覚めるという地獄のような日々を送っていたことを、今でもよく覚えています。

当時は他の仕事を知らなかったので「こうやってプレッシャーに押しつぶされそうになるのが社会人なんだ」と思い込んでいました。

ですが、他の仕事をしている友達や「仕事 辞めたい」という検索ワードに引っかかった、自由な生き方をしている人たちを見て、だんだん「もっと気楽に生きる方法もあるんじゃない?」と考えるように。

それをきっかけに転職活動を本格的に考え始め、職歴としてキリのいい勤続1年が経過するのを待って、今の仕事に転職しました。

あの時に「他の生き方もあるかもしれない」と思った通り、今は前職時代に毎朝感じていた絶望感が嘘のように、気持ちに余裕を持って毎日を過ごすことができています。

「会社を辞めて良かった」と心から思う

仕事、辞めてよかった。新卒の会社を1年で辞めて第二新卒で転職した話

前職時代は、いつも仕事のプレッシャーに押しつぶされそうになっており、毎日を生きるだけで精一杯でした。

部屋は散らかり放題、食事にも気を遣えず、たまに会う友人にも「仕事辞めたい」しか言えないような余裕のなさ。

休日にしっかり生活を立て直そうと思っても、いつも頭の片隅に仕事のことがあって、家のことがまったく手に付きませんでした。

リセットのきっかけは、転職と引っ越し。

大きなプレッシャーだった仕事を手放し、荒れ果てた部屋も引き払って、人生をやり直すつもりで、縁もゆかりもない土地で新しい生活を始めました。

仕事のプレッシャーが嘘のように消えたので、毎日きちんと洗濯をして掃除をして、食べるものを考えて、自分の身だしなみに気を遣うことができるように。

「え、そんなこと?」と思われるかもしれませんが、そんな当たり前のことがこんなにも幸せだったなんて、と感動すら覚えています。

今は、普通に家事をすることすら幸せです。

夢は叶えつつ、自分に合った仕事を探す

仕事、辞めてよかった。新卒の会社を1年で辞めて第二新卒で転職した話

わたしが仕事を辞める一番の原因になった「仕事のプレッシャー」は、気にならない人にはなんの問題にもなりません。

実際に、同期入社の同じ職種だった友達は、今も楽しそうに働いています。

実際にブラック企業やブラック職種でなくても(わたしの場合も、会社自体はかなりホワイトでした)、自分に合わない仕事はブラックになってしまうんだな…としみじみ感じているところです。

事前にどれだけリサーチしたとしても、選んだ仕事が自分に合っているかどうかは、実際に働いてみないとわかりません。

わたしの場合も、やりたい仕事だったので、内定が出た時は本気で定年まで働くつもりでいましたが、実際にはわずか1年で退職するという結果に。

元々心配性で神経質な性格で、プレッシャーのかかる仕事をしたらどうなるか予想できないことはなかったはずなので、職選びが甘かったと言われたらそれまでかもしれません。

ですが、やりたい仕事があるのなら、たとえすぐに辞めてしまうという結果になっても「経験する」ということはとても大切なことだとも思います。

わたしの場合も、新卒でこの職業に就けなかったら、社会人になっても挑戦し続けるつもりでいたくらいに夢見ていた仕事でした。だから、一瞬だったかもしれないけれど、前職を経験できたことは大切な宝物です。

一方で、次のキャリアでも短期離職という結果にならないように、進む道はきちんと考えなければなりません。

新卒の就活時より、さらに詳しく自分の強みや弱み、適性を把握して、なにより自分らしい生き方のできる仕事を探すことが大切。

わたしは、自分で考えるだけでは不安だったので、マイナビエージェントなどのサービスを利用し、キャリアカウンセラーの方に転職の相談をさせてもらったりしていました。

実際にエージェントを使って転職してもしなくても、完全無料で利用できるサービスです。

転職サイトの情報を眺めているだけではなく、実際に人と会って話すと「実際に転職に向かって動いている」と実感することができ、大きな心の拠り所になります。

第二新卒は絶望するほどのことではない

仕事、辞めてよかった。新卒の会社を1年で辞めて第二新卒で転職した話

長くなりましたが、とにかく仕事を辞めたくて悩んでいる人には「辞めてもなんとかなるよ!」ということを一番に伝えたいと思います。

短期離職したからといって、別にどうにもなりません。

「とりあえず3年は働かなきゃいけない」といった噂に惑わされず、ぜひ、自分が幸せに生きていける方法を見つけてください。

正社員じゃなくても、派遣社員でもフリーターでもフリーランスでも、生き方はいくらでもあります。世間にも新しい働き方の風が吹いてきています。

1人でも多くの人が、自分にとって幸せなキャリアを築いていけますように。陰ながら応援しています。

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