「ミニマリスト」という言葉を聞くと、生きていくために必要な最低限の物しか持たない、おしゃれとは無縁というイメージがある人も少なくないのではないかなと思います。
ですが、そんなことはありません。
ミニマリストを目指してなるべく物を増やさないように意識しながら暮らしていくと、だんだん自分の好きな物が明確にわかるようになり、本当のお気に入りだけが身の回りに集まるようになってきます。
その傾向が顕著に現れるのが、ワードローブ。
実際にわたしも、100着以上の服を持って「1ヶ月は同じ服を着ない」と決めていた頃よりも、30着以下の服で1年を過ごしている今の方が、毎日自分の好きな服を着ることができています。
この記事では、少ない服でもおしゃれを楽しむために、新しく服を購入する時に意識していることを書いてみたいと思います。
新しく服を購入する時のルール
年間を通して30着以下の服で着回すミニマリストですが、お店で可愛い服を見つけるとすぐに欲しくなってしまい、1ヶ月に1着は新しい服を購入しているかもしれません。
「可愛い!欲しい!」というときめきは捨てずに、でも必要以上に服が増えないよう、自分なりの購入基準を決め、必要のない服は増やさないようにしています。
手持ちの服の8割以上と合うものを選ぶ
服はXZクローゼットというアプリを使って管理しています。
新しい服を買う時は、トップスなら手持ちのボトムスの8割以上と合わせられるか、ボトムスなら手持ちのトップスの8割以上と合わせられるかどうかを確認します。
少ない服で着回すためには、なるべく多くの種類の組み合わせができるものを選ぶことが大切です。
ワンピースは、ロングカーディガンとしても着用できるもの、ノースリーブや半袖で重ね着ができるものならアレンジが効くので、こういったものを意識して選んでいます。
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XZ(クローゼット)
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服の上限を設定し、用途が同じ服は1着手放す
当然ですが、服は買うと増えます。
欲望のままに服を買い続けていると、いつか管理できなくなるまで増えてしまいます。
それを防ぐためには、トップスは◯着まで持つ、ボトムスは◯着まで持つという上限を決めておくことが効果的。
わたしの場合は、トップスは夏服6着、冬服6着、ボトムスは7着と決めています。
自分で決めた上限を超えてしまう場合は、新しく購入した服と同じような服や用途がかぶる服を1着手放すことで、服が増えるのを未然に防ぐことが可能です。
自分に合う服を見つける方法
自分の好きなファッションがわからず、気が付いたらあまり好みではない服に囲まれている…という場合は、雑誌やネットを見て「このファッションいいなあ」と直感的に思う物を取り入れてみるといいかもしれません。
意外と参考になるのが、ドラマの登場人物のファッション。着用して実際に動いている場面を見ることができるので、着た時の雰囲気がより具体的にわかります。
どこのブランドの服なのかはTwitterやネットで調べるとすぐに出てくるので便利です。
まずはプチプラの服を試す
雑誌やネットなどを見て「いいなあ」と思っても、たいていブランドの商品なので、同じものを購入するとなると値段が気になることも多いものです。
そんな時は、まずプチプラ(GUやUNIQLO、通販など)のブランドで似たような商品がないか探してみるのがおすすめ。
雑誌などに出てくるような服は、ファッションの流行りであることも多いので、意外と簡単に見つかったりします。
プチプラの商品をしばらく着てみて、気に入ったら実際のブランドに手を出して本格的なワードローブに取り入れるというのもいいかもしれません。
レンタルサービスを利用する
雑誌などを見ていても、本当に自分に合うかわからないという場合や、たとえプチプラであっても無駄なものを購入したくないという場合は、ファッションレンタルサービスを利用するのもひとつの手。
スタイリストが選んだコーディネートや、自分の気になるコーディネートを気軽に試すことができます。
クリーニング不要で返却することができるので、万が一気に入らなかった場合でもそのアイテムが手元に残るリスクがないので安心です。
アイテムの所有数は増やしたくないけれど、色々な組み合わせを試して自分に合うファッションを見つけたいという人にぴったりのサービスだと思います。
▶︎関連記事:【2019年】20代OLにぴったりなファッションレンタルサービスおすすめ5選
少しずつ自分好みのワードローブを完成させる
ワードローブを整理する作業は、想像以上に大変なものです。
一気にやろうと思い過ぎずに、手持ちの服を身に纏って着用感を確かめながら「今日のファッションは好き」「この組み合わせは好きじゃない」という自分の感覚を大切にするといいと思います。
少しずつ自分好みのワードローブを完成させて、お気に入りの服で毎日を楽しみたいですね。