各部屋のゴミ回収や段ボールの解体など、それ単体はたいしたことのない作業でも、地味に面倒で、でもやらなければ生活が回らない家事って意外と多いな、と感じています。
そんな「名もなき家事」と言われるものも含めると、仕事をしながら家事もするって、改めて考えると結構な重労働だな…と思ったり。
とはいえ、やらなければ生活が崩壊するだけ。以前は特に何も考えずに目の前にあることを淡々とこなしていたのですが、最近になって、ちょっと頭を使ってひと捻りをすると、生活を回すハードルをかなり下げられるということに気が付きました。
この記事では、そんな家事への労力の割り振り方のことを書いてみようと思います。
平日と休日を使い分ける
以前は、平日と休日どちらかに労力を集中させてやることを終わらせようという意識が強かったのですが、どちらに偏ってもあまりいい結果にはなりませんでした。
どちらかに極端に比重を置いてしまうと、それがたとえ休日であっても、重い負担が強いられている日にどうしても強いストレスを感じてしまうもの。
とはいえ自由時間が多いのはやっぱり休日なので、軽めの家事を平日に、重めの家事を休日に、といったような3対7くらいの感覚で、ほどよく労力を分散した方が気持ちよく動ける気がしています。
例えば、わたしの場合だと
- 平日…ベッドリネンの洗濯(服の洗濯と一緒にできるので負担が少ない)
- 休日…段ボールの開封・解体、買い物(ネット通販の注文)
こんな感じで、何かのついでにできることを平日に、時間がかかることを休日に回すようにしています。
平日は曜日ごとにランク分けをする
平日は平日でも、月曜日は憂鬱で金曜日はちょっと気持ちが軽い、といった曜日ごとへの印象も無視できません。
その日の忙しさや予定によっても、気持ちやモチベーションはかなり変わるもの。
わたしの場合は、週5日の出勤日のうち2日目と3日目に忙しくなることが多いので、その日は最低限の家事だけをこなし、必ずしもその日にやらなくてもいいことはやらない、と決めています。
平日と休日だけでなく、平日の中での曜日ごとのランク付けも労力の分散のためには大切なことだと思います。
短期集中は捨て日を作るリスクがある
特定の曜日にまとめて一気にやることをこなすというやり方もありだとは思いますが(わたしも以前はそのやり方でした)、その「特定の日」が「捨て日」のような存在になってしまったら残念だなと感じます。
少し話は逸れますが、わたしがそんな風に考えるようになったのは、仕事が辛かった前職時代での経験がきっかけ。
当時は「休日を目指して平日は心を殺して働く」みたいな感覚を常に持っていて、平日も休日も自分の人生の一部であることに変わりはないのに、休日しか生きた心地がしないって、すごくもったいないことだなと感じていました。
家事くらいのレベルで「人生」なんて大袈裟な気もしますが、できることなら毎日なるべく安定的に幸せな気持ちで過ごせたらいいな、と思うのです。
日々は一見同じことの繰り返しにも思えますが実はその日ごとにモチベーションや感情など内面の部分には大きな違いがあるもの。
その違いを見極めて、幸せな日はちょっと頑張る、そうでない日は頑張らない、といった小さな工夫や仕組みづくりが、毎日を安定的に過ごすヒントになるのかな?なんて考えたりしています。
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