舌下免疫療法を始めて、4ヶ月が経過しました。
シダキュア(舌下免疫療法で使用される舌下錠)の服用もすっかり日常の一部となり、自分が舌下免疫療法を行っている意識もなくなりつつある今日この頃。
この記事では、花粉シーズン真っ只中の今の症状について記録を残しておこうと思います。
※舌下免疫療法導入から1ヶ月くらいの感想は「舌下免疫療法(シダキュア)の体験談。目指せ、スギ花粉症根治!」という記事をご覧ください。
舌下免疫療法4ヶ月目の様子
- 症状がほとんど出なくなった
- 4ヶ月という期間はひとつの目安になるかも
舌下免疫療法開始4ヶ月目にして、花粉シーズン真っ只中(3月中旬)にも関わらず、花粉症の症状がほとんど消えました。
3ヶ月目の時点では、例年より軽いものの、
- 目のかゆみ
- くしゃみ
- 鼻のムズムズ感
といった症状が出ていたので「4ヶ月間、舌下免疫療法を継続する」というのは、効果が現れるタイミングとしてひとつの目安になりそう。
悪条件が重なる日は、引き続き要注意
- 風の強い日
- 雨の翌日の晴天
花粉がより多く飛ぶと言われている日は、舌下免疫療法を始める前と同じように、いつも以上に警戒する必要があります。
以前、強風な上に大雨の翌日の晴天という最悪な条件が揃った日に「舌下免疫療法やってるし、大丈夫でしょ」と気を抜いていたら、目も鼻もかゆすぎて何も手に付かず、悲惨な1日を過ごす羽目になりました。
それ以来、悪条件の重なる日は
- マスク
- メガネ
- 花粉付着抑制スプレー
この3点セットでフル装備することに。
「花粉がつらい…花粉症歴10年、本当に効果を感じた対策」という記事に、10年間の花粉症歴で得た本当に効果のある対策をまとめているので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。
舌下免疫療法は意外と短期間で効果が現れる
通常2〜3年の治療期間が必要と言われている舌下免疫療法、正直に言うとこんなに早く結果が出るとは思いませんでした。
スギ花粉の飛散開始が2月頃なのに対して、わたしが舌下免疫療法を始めたのは11月中旬のことです。
直近のシーズンへの効果は諦めモードで、次のシーズンに気持ちが向いていたので、拍子抜け。予想外でしたが、嬉しい結果になりました。
これを受け、舌下免疫療法は「治療の継続期間2〜3年」という文言だけ見るとハードルが高いようにも感じてしまいますが、実際はそれより早く効果が現れる可能性も高いと言えそう。
もちろん、効果が出てからもシダキュアの服用は続けていく必要がありますが、服用自体にほとんど手間はかかりません。
花粉症の救世主のような存在の、舌下免疫療法。
残念ながら花粉シーズンの最中は治療を開始することができないようですが、例年6月以降になれば多くの病院で治療を開始することができます。
花粉症に悩んでいる人は、選択肢のひとつとして頭の片隅に置いておくといいかもしれません。