気づけば、花粉症歴が10年を超えていました。
春はだんだん暖かくなってきて、なんとなくワクワクする季節なのに、花粉のせいで楽しさ半減以下。
毎年あらゆる対策を試してきて、だんだん効果が感じられるもの、そうでもないものの傾向が掴めてきました。
この記事では、個人的に「これは本当に効果がある」と感じているものたちを紹介したいと思います。
薬類
- 鼻炎薬「クニヒロ」
- スギ花粉舌下錠「シダキュア」
鼻炎薬「クニヒロ」
長年飲み続けたアレグラが効かなくなってきてしまい、途方に暮れていた時に出会った鼻炎薬、クニヒロ。
正直、安いからという理由だけで服用を始めたのですが、これが感動するくらいに効果覿面でした…!
割と効き目が強いようで、わたしの場合は服用後すぐに、止めどなく流れ続けていた鼻水がぴたっと止まります。
その代わり、ものすごく喉が乾くという副作用もありますが、鼻がムズムズする不快感がなくなるのなら全然我慢できます。
今年は舌下免疫療法を始めているのでまだ服用していませんが、強い症状に見舞われるようなら使いたいと思っています。
スギ花粉舌下錠「シダキュア」
3ヶ月ほど前(2019年11月中旬)から服用を始めた、シダキュア。
花粉症の根治が期待できる、舌下免疫療法で使われる薬です。
3ヶ月間毎日服用を続けたところでのシーズン開始。今のところ(2020年2月19日現在)、去年よりはいくらか楽かもしれない…という感覚です。
薬自体の効果ももちろん少なくないとは思いますが「花粉症の根治治療をしている」という精神的な安心感が、症状の軽減につながっている感じもします。
ですが、今年は去年より飛散量自体が少ないということもあり、シーズンを終えてみないと判断が難しいので、シーズン後に全体的な効果や感想をまとめてみたいと思います。
▶︎関連記事:舌下免疫療法(シダキュア)の体験談。目指せ、スギ花粉症根治!
グッズ類
- マスク
- 目薬「アルガードコンタクト」
- 花粉等付着抑制スプレー「アレルスクリーン」
- 洗眼液「アイボン」
- 静電気防止スプレー「エレガード」
マスク
大定番のマスクは、やっぱり心強い存在。
化粧が取れたり息苦しくなったりするのが嫌で、そういえばここ数年、花粉シーズンにも関わらず、あまり積極的にマスクをつけていませんでした。
今年は舌下免疫療法を始めたこともあり、できるだけ無症状で過ごしたいと思って、できる限りの対策はすべて行うことに。
外出時のマスクも習慣にして、やっぱりまずは花粉を吸い込まないことが一番なんだなと実感しているところです。
目薬「アルガードコンタクト」
コンタクトをしているので、年中目薬は必須アイテムですが、花粉シーズンは花粉専用のものに切り替えます。
最近リピートしているのは、ロート製薬のアルガードコンタクト。
かゆみを抑える系の目薬の中では比較的手頃な値段で買えるので重宝しています。スーッとした使用感で、効き目も問題なしです。
花粉等付着抑制スプレー「アレルスクリーン」
個人的に眼鏡があまり得意ではないのですが、マスクで隠れない部分の目元にも何か対策をしたいなと考えて使い始めた、資生堂(IHADA)のアレルスクリーン。
数時間に一度、顔全体と髪の毛にスプレーしています。香りも刺激もなくて使いやすいです。
外出時だけでなく、お風呂上がりや就寝前などにも使っています。なんとなく、鼻のムズムズ感や顔の痒みを感じることが減った気が…!
洗眼液「アイボン」
舌下免疫療法の効果か、例年8:2の割合で目よりも酷かった鼻周りの症状がかなり軽減され、逆に、これまであまり気にしていなかった目の症状が気になるように。
目薬だけでは物足りなさを感じて使い始めたのが小林製薬のアイボンです。
本当は花粉専用のアイボンALが欲しかったのですが、あいにく売り切れていたため、 Wビタミンを使っています。
「ビタミンとか関係ないし…」と思いながら使ってみたら、意外にも清涼感が強くてすっきり!花粉用ではありませんが、なかなかいい感じの使用感です。
こちらはメイクやコンタクトをしていない、入浴時と洗顔時に使っています。
静電気防止スプレー「エレガード」
症状の悪化には、上着などに付いた花粉も大いに関係していると耳にして購入に至ったエレガード。
出かける前に、着ている服と上着、マフラーにスプレーするのが習慣です。
目薬などと違って、症状に直接アプローチするものではありませんが、こういった地道な対策も欠かせません。
その他
- 空気清浄機
空気清浄機
花粉によるモーニングアタックの症状に困り果て、ミニマリストであるにも関わらず、花粉だけのために新たに購入したのですが、買って大正解!
空気清浄機を使い始めた翌日から、モーニングアタックの症状がピタッと止まりました。
花粉シーズンの活躍しか期待していなかったのですが、付属の加湿機能が秋冬の乾燥対策に予想以上の効果を発揮したのも印象的です。
さらに、室内の湿度が常に表示されているので、梅雨時も浴室乾燥の時間を決める時などの判断材料として重宝しました。
▶︎関連記事:ミニマリストに空気清浄機は必要?花粉症に耐えかねて購入した感想
使える手段はすべて使い、可能な限りダメージを最小限に
今年で10年になった、長い長い花粉症との付き合い。
発症から2、3年の間は、どうすればいいかわからずにシーズン中いつもイライラしていましたが、だんだん対策のコツが掴めてくるものです。
せっかく暖かくなってきて気持ちも前向きになる春、花粉で台無しにするのはもったいない。
舌下免疫療法によって症状が消えることを祈りつつ、今シーズンもうまく付き合っていきたいなと思います。