ミニマリストの服選びは、着回しが命。
なかでもアウターは、他の服に比べて単価が高いこともあり、失敗できないという意味でも責任重大。着回しのきく優秀なコートをしっかり見極めることが大切です。
この記事では、わたしなりの、冬物コートを最大限に着回すための選び方の工夫を紹介したいと思います。
冬物コートの選び方のコツ
- 中に着る服を選ばない色
- ボトムスとバランスが取りやすい丈や形
- 毛玉がつきにくい素材
- 手持ちのマフラーと相性のいい襟の形
冬物コートは、こんな基準で選んでいます。
上の2つは「春物コートの選び方。色と丈を重視して、着回し力を上げる」という記事でも触れている通りですが、下の2つは、冬物特有の事情と言えそうです。
毛玉がつきにくい素材
- 毛玉の目立ちやすさは、ある程度値段に関係しそう
- 柄物を選んで、毛玉を目立ちにくくする
これまで、色々なコートを選んだり着てみたりしてきて、コートの値段と毛玉の目立ちやすさは、ある程度関係があると感じています。
福袋に入っているような、いかにも量産っぽい素材のコートは、ある程度の期間着続けていると毛玉がつきやすくなり、また、毛玉のつき方も目立って汚い印象を与えるイメージです。
一方で、定価が1万円を超えるような価格帯のコートは、福袋コートに比べるとかなり毛玉がつきにくい感覚があります。
もちろん経年劣化はありますが、それなりに値段のするものは、ある程度長持ちする傾向にあるようです(当たり前と言えば当たり前ですが…)。
また、柄が入ったコートは、無地のものに比べ、毛玉がカモフラージュされて目立ちにくくなるような気がします。
冬素材ならチェック柄や千鳥格子柄が定番でしょうか。頻繁に手入れするのが面倒な時は、カモフラージュに頼るのもありかもしれません。
手持ちのマフラーと相性のいい襟の形
- ノーカラー
- テーラード
- ビッグカラー
真冬に活躍するコートは、マフラーとの相性も重要ポイント。手持ちのマフラーと合わせた時に、馴染む襟の形を選ぶことも大切です。
わたしは大判の黒のマフラーを愛用しています。広げてストールのようにも、膝掛けとしても使えて便利なアイテムです。
2020年の冬物アウター2着
2020年の冬物コートは、ブラックほど固くなりすぎず、でも着回し力はブラック並みの、ブラウンやダークグレー系を選んでみました。
2着ともメチャカリでレンタルし、60日間借り続けてプレゼントされた服です。
▶︎関連記事:コートもファッションレンタルで。身軽に秋冬を乗り切る作戦を始めた
チェスターコート
Green Parksのチェスターコート。
学生時代から、コートは自分の中での定番色であるグレーかキャメルを必ずワードローブに入れています。
ここ2年くらいずっとグレーを着ていたので、気分転換に今年はキャメルを選んでみました。
本当はもっと濃いブラウンのような色味が欲しくて、メチャカリで出ないかなと思っていたのですが、結局タイミングが合わず借りられませんでした。
ちょっと量産っぽい雰囲気があり、毛玉が目立ってきたので、今年か来年で買い替えかなと思っています。
▶︎チェスターコート
Vネックコート
earth music&ecologyのVネックコート。
これは、個人的なヒットアイテムです。
チェックのコートってこれまで着たことがなく、着回し的な意味で、アウターに柄物を選ぶべきではないと思い込んでいたのですが、これは本当に優秀!
柄も主張しすぎないので合わせる服を選ばずに着られ、丈も長めなので割とどんなボトムスを選んでもうまくカバーしてくれます。
毛玉はたまに見ると付いていることもありますが、うまくカモフラージュされ目立ちにくくていい感じです。
この先しばらく使い続けられたらなと思っています。
それぞれのコートに役割を持たせ、幅広くカバーする
わたしにとって、心地いいコートの持ち数は2着です。
少ない枚数で着回すためには、1着1着に幅広いコーディネートでカバーしてもらう必要があります。
どちらも着回しのきく色や形を選びながらも、微妙に色味や形を変えて、バリエーション豊富な着方ができるように工夫していけたらと思っています。