わたしの家には、無駄に広いシューズクローゼットがあります。
普通の賃貸マンションですが、0.75帖ほどのスペースに、6段の仕切り。その横にも空間が。
引っ越してしばらくは「靴なんか5足くらいしか持たないのに…」と困惑していたのですが、土間収納には靴や折りたたみ自転車など、外で使うものしか置けないという思考を変えてみたら、便利に使えるようになりました。
靴の収納
靴関連のアイテムの収納場所は、かなりがらんとしています。
手持ちのすべての靴を入れてもまだまだ余裕。
上段に靴のケア用品を収納しています。
- 布製のクリーナー
- ツヤ出しクリーム
- 防水スプレー
- 消臭スプレー
帰宅後は布製のクリーナーでさっと表面についた汚れを落として、消臭スプレーをかけてから靴を戻します。
アクセサリーの収納場所として活用
玄関に備え付けの全身鏡があるので、出かける直前に靴を選んだタイミングでアクセサリーや香水を付け、身だしなみを確認する流れにしたらどうだろうと思い付き、試してみたらいい感じで外出前のルーティーンとしてずっと続いています。
帰宅時も靴をしまったタイミングでアクセサリーを外すことで、お風呂に入る時に「つけっぱなしだった…!」という失敗をしたり、部屋で行方不明になることがなくなりました。
あとは、荷物が届いた時のための印鑑や、扉があるので部屋のテイストには合わないけれど飾りたい置き物を(お札や絵馬なども)置く場所としても活用しています。
防災グッズの置き場として活用
シューズクローゼットは、防災グッズ置き場としても便利です。
家にいる時に災害が起こっても外出時に災害が起こっても、玄関に防災グッズがあればさっと取り出して逃げることができます。
なるべく身軽に生きるためにストックを持ちたくないと考えた時、真っ先に浮かんだのが災害時のことでした。
今は手元になくても買いに行けばすぐに手に入りますが、災害時は家に蓄えがなかったら大変です。
そこで、大規模な断捨離をしたタイミングで生まれて初めて非常用持ち出し袋を作ることに。
食料や水も合わせて準備してみました。
食料は、登山などでこういった食料を食べる機会のある人からも美味しいと評判の尾西食品のアルファ米と缶deボローニャです。
非常時はせめて美味しいと感じられるものを食べて、ストレスを最小限に抑えたいなと思って選びました。
何事もなく賞味期限が近付いて封を開けられることを祈るばかりです。
シューズクローゼットという概念を捨てる
シューズクローゼットには靴関連のアイテムや折りたたみ自転車、ベビーカーなど外で使うものしか入れてはいけないような気がしていましたが、少し思考を緩めてみると、他にも使い道がたくさんありました。
「こうしないといけない」という思い込みを捨てると、世界がぱっと広がりますね。
これからも部屋をどんどん自分の使いやすいようにアップデートして、心地いい空間を作っていきたいと思います。
▶︎関連記事:ミニマリストの収納事情。ミニラックひとつで身軽に暮らす