部屋のテーブルをシンプルなものに変えてから1年が経過しました。
今のテーブルは本当にお気に入り。買ってよかったなと思っています。ですが、ここに至るまでが長かった…!なんとわたし、たった2年の間にテーブルを3回も買い替えているのです。
正直、購入や処分にかかった労力やお金は考えたくないくらい笑えないものではありましたが、気の済むまで買い替えを続けたからこそ見えてきたこともあるのかな?と思ったり。
この記事ではそんなわたしが考える、自分に合ったテーブルの選び方のことをお話したいと思います。
ダイニングテーブルとローテーブル、どっちを選ぶか
実家では、食事をする時はダイニングテーブル、くつろぐ時はローテーブルという使い分けをしていたので、一人暮らしを始める時も「最低限必要なのは食事用のテーブルだろう」と、あまり深く考えずにダイニングテーブルを購入しました。
ところが、一人暮らしとダイニングテーブルって、意外と相性がよくないのです(もちろん人によると思いますが…)。
感覚的な話になりますが、「椅子に座る」という動作は、床に座るよりもなんとなくかしこまった感じがします。
わたしの場合はそれが仇となり、起き抜けでぼんやりしている朝のメイク時や仕事で疲れている夕食時などにきちんと椅子に座ってテーブルに向かうハードルが高く、だんだんと活動拠点がテーブルではなくベッドの上に移って、堕落した生活が始まるきっかけになってしまいました。
なので、「疲れているとついだらけてしまい、楽な方向に流されてしまう」という人は、迷わずローテーブルを選ぶことをおすすめします。
▶︎関連記事:ミニマリストのテーブル。一人暮らしにダイニングテーブルは不要
どんなデザインのテーブルを置くか
ローテーブルはローテーブルでも、選ぶデザインによって部屋の雰囲気は180度変わります。
わたしはアイアンっぽい雰囲気(ブラウンとブラックの組み合わせ)がとても好きなので、そういった系統のインテリア例を
で探して参考にしていました。
好きな系統がわからない、または言語化が難しいという場合は、
- #ひとり暮らしでハッシュタグ検索
- メイクマイルームのような、さまざまな部屋事例がまとめて見られるアカウントをチェック
こういった検索の方法をとってみると、アイディアが見つけやすくなるのでおすすめです。
既に他の家具があるのならその家具たちとの兼ね合いも考える必要がありますが、1から決めるのであれば、テーブルは部屋の中心的な存在になるので、純粋に自分が好きなものを選び、それに合わせて周りの家具も決めていくといいかもしれません。
テーブルのサイズはどのくらいにするか
一人暮らしに適したテーブルのサイズは、
- 幅が60cm
- 奥行きが35〜40cm
くらいが目安となるようです。
目安として、一人が食事をするのに適したスペースは幅が60cm、奥行きが35~40cmくらいといわれている。このサイズ以上であれば、食器を並べても十分に余裕があり、ゆったりと食事を楽しむことができるので参考にしてほしい。
(CHINTAI情報局公式サイトより引用)
ちなみに、わたしの家のテーブルは
- 幅が80cm
- 奥行きが55cm
というサイズ感。8畳弱の部屋の中での存在感もちょうどよく、使いやすいなと思っています。
2人なら食事のスペースも十分取れ、3〜4人でもドリンクくらいなら十分置けるかな?という感覚です。
予算を気にしすぎると不完全燃焼に終わるかも
家具の購入時に避けては通れないのが、ある程度のまとまった出費。
できるだけ安く済ませたいと思ってしまうものですが、値段だけにとらわれた家具選びをしてしまうと、後悔する結果になりやすいです。
予算設定はもちろん大切ですが、最初に値段で絞ってしまうと、どうしても妥協する場面が出てくるもの。最初は値段ではなくデザインから考えることが、納得のいく家具選びのポイントなのではないかな?と思っています。
また、値段とデザイン両方で自分の基準を満たしたものに出会えない場合は、焦って購入せずにレンタルに頼ってみるのもひとつの手です。
最近は服などと同じように家具のレンタルサービスも急速に普及しています。月額400円から利用できるサービスもあるので、予算はないけれど妥協はしたくないという人はぜひチェックしてみてください。
▶︎関連記事:家具のサブスクリプションが気になる。レンタルって実際どうなの?
お気に入りに出会って長く愛用する
ここまで、わたしがテーブルを購入する時に考えたことをまとめてみました。
いろいろと考えることが多くて面倒ですが、失敗すると出費もかさんで処分の手間もかかって…と、もっと面倒なことになります。
- 種類(ダイニングテーブルかローテーブルか)
- デザイン(インテリアの系統を決める)
- サイズ(どんなシチュエーションで使うかを想像する)
- 値段にとらわれすぎない
インテリアの中心的な存在ともいえるテーブル。妥協せず、心からお気に入りだと思えるものに出会えますように!