「理想の暮らしを叶える方法。なりたい姿を考えて、ゴールを明確にする」という記事では、理想の暮らし(=ゴール)を明確にして、今の暮らしとの差を埋める方法を考えると、理想の暮らしを手に入れやすくなるということをお伝えしました。
この記事は、その続編として、具体的な断捨離の方法について書いていきたいと思います。
断捨離の具体的な方法
断捨離の方法は、家の中の物を全部出して、本当に必要な物を戻すだけ。言葉にするとすごくシンプルですが、実践は本当に難しい…!
実家に住んでいた学生の頃から、何度もチャレンジしては挫折してを繰り返してきて、今回初めて最後まで終わらせることができました。
「断捨離集中月間」を作る
実際に断捨離を終えてみて、コツはただひとつ、途中でやめないことだけです。
理想は数日〜数週間、終わるまで集中することですが、長期休暇中でもなければ現実的な方法ではありません。
ある程度は集中して取り組まないと、いつまでたっても終わらないということになりかねないので、自分の中で「断捨離月間」のようなものを設けて、その期間中は断捨離優先で予定を立ててみるのもひとつの方法だと思います。
これだけ時間をかけても、GWに始めて終わったのは7月頭。一人暮らしで物も少なめなのに、2ヶ月もかかりました。
断捨離する場所をリストアップする
「一体いつまでやれば終わるんだろう…」と思い始めてしまうと、モチベーションがどんどん下がっていきます。
それを防ぐためには、全体像を把握することが有効です。
物が入っている場所はたいてい収納の中だと思うので、まずは家の中の収納をすべてリストアップしてみると、頭の中がすっきりします。
- 土間収納
- 洗面台下の収納
- 洗面台鏡裏の収納
- トイレ
- クローゼット
- キッチン下の収納
- 食器棚
- チェストの引き出し
うちの場合はこんな感じです。可視化すると場所ごとにかかる所要時間もイメージしやすくなります。
劇的に物が減らせる3つのポイント
さて、いよいよ実践編。あとは手を動かすだけですが、これがなかなか難しい…
「これは捨てる?捨てない?」と迷った時に効果的だったことを書いておきます。
思い出の物は写真に撮る
断捨離していて、一番苦戦するポイントとも言われる、思い出の品。
わたしの部屋も例外ではなく、これまでにもらった手紙や寄せ書き、プレゼントといったアイテムが大量に出てきました。特に手紙はうんざりするくらいの量…
手書きのメッセージって、相手が自分だけのために書いてくれて、捨てたらもう2度と同じものは手に入らないんだと思うと、なかなか手放す決断ができないんですよね。
わたしの場合は、すぐには捨てる決断ができなかったので、とりあえず膨大な数の手紙類をすべて写真に収めることにしました。手元にあっていつでも見返せるという安心感があると、意外と躊躇なく手放すことができます。
無理して全部処分せずに「これは残しておきたい」と思うものだけ取っておくにしても、最初から比べたらかなり量が減っているはずです。
1年使わなかった物は手放す
「いつか使うのいつかは永遠に来ない」とよく言われていますが、本当にその通り。
四季を通して使わなかった物は、今後も使う可能性は限りなくゼロに近いです。
仮に間違って捨ててしまっても、ほとんどの物はまた手に入れることができます。
「買ったお金がもったいない」と思うかもしれませんが、使っていない物に取られるスペースと管理の手間の方がよっぽどもったいないです。
物の定数を決める
持ち数の上限を決めるのも、物を減らすのに有効な方法。特に衣類なんかは、定数を決めると断捨離が捗ります。
- トップス…各季節6着
- ボトムス…6着
- アウター…各季節2着
- 靴…3足
- 下着類…2セットずつ
わたしは服の着用頻度が週1以下であれば気にならないので、手持ちの6着とファッションレンタルを併用して、過不足なく暮らせています。
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無理して必要最低限の数を目指すのではなく、自分が心地いいと感じる数を見つけるのが大切で、その方がリバウンドのリスクも減らせます。
断捨離に関するおすすめの本
断捨離に行き詰まった時は、本を読んでみるのもおすすめです。
「物を手放す基準」や「物を持つ基準」は、人によってさまざまなので、自分に近い考え方や「いいな」と魅力を感じる考え方を真似してみてください。