わたしは、基本的にストックが嫌いです。
単純にスペースをとるという物理的な問題だけでなく、そこに存在することによって「使わなければならない」というプレッシャーが生まれ、行動の自由を制限されているような気がしてしまい、窮屈に感じます。
そんなわたしが唯一持っているストックが、防災グッズ。
ミニマリストだからこそ、もしもの時の備えは万全にしておくべきだと思って、きちんとした準備をするようになりました。
結果的に防災グッズの存在が「これがあるから、他は手放しても大丈夫」という、物を手放す後押しをしてくれる心強い味方になっています。
この記事では、一人暮らしOLの防災グッズの中身を紹介したいと思います。
一人暮らしOLの防災グッズの中身
- リュック
- 食料
- 水
- 粉末茶(なくても可)
- 充電器
- ラジオ
- イヤホン
- 単三電池
- 懐中電灯
- チャッカマン
- ローソク
- ローソク立て
- 万能ナイフ
- 安全ピン
- ホイッスル
- アルミ毛布
- レインポンチョ
- サランラップ
- 筆記用具
- タオル
- ハンカチ
- ティッシュ(水に流せる)
- ウェットティッシュ(水に流せる)
- ビニール袋(大・小)
- ヘルメット
- 手袋
- スニーカー
- 下着
- 絆創膏
- 消毒液
- マスク
- 簡易トイレ
- ナプキン
- 歯磨きシート
- ドライシャンプー
- ヘアゴム
- 毛抜き
- 手鏡
無印のリュックにこれだけの量をすべて詰め込んでいます。
普段リュックは使わないのですが、このリュックは背負いやすいです。これだけ荷物を入れてもそこまで重くない!見た目もシンプル・大容量で優秀です。
食料
防災グッズの筆頭!
なかなか自分で試す機会はないので、口コミを念入りに調べて購入しました。
こういった食料は、実際に口にする機会のある、登山などアウトドア系の趣味の人の意見がとても参考になります。
ちなみに一時期、缶deボローニャというパンも用意していたのですが、パンが好きすぎて我慢できずに食べてしまいました。
プレーン・チョコ・メープルと3つの味を試したのですが、どれも非常用の食べ物だと思えないくらいのクオリティで驚きました。温めるとバターの香りが広がって、さらに美味しく食べられます。
わたしは、家にパンがあると食べてしまうのでしばらくは自粛しますが、本当におすすめです。
水
2Lよりも500mlの方が持ち運びやすく飲みやすいので、災害時におすすめだと何かで読んで「確かに」と思い、500mlの水を24本購入しました。
賞味期限が5年先の長期保存水です。
うちはボトル型の浄水器を使っているので、災害用以外でペットボトルの水を使うことはありませんが、ボトルの水を飲む習慣がある人は、ローリングストックの考え方を利用するのもひとつのアイディアかもしれません。
リュックの中には、水に溶けるタイプの粉末茶も忍ばせています。
防災グッズ、どこで買う?
- Amazon
- 100円ショップ
- ドラッグストア
防災グッズの調達は、地味にとても面倒な作業でした。
Amazonは基本バラ売りをしていないので、細々したものは100円ショップで調達し、消毒液やシャンプーなど、100円ショップではなんとなく不安なものをドラッグストアでカバーする…という感じで買い物しました。
最低限の防災グッズがセットになった避難リュックなども販売されているので、面倒な人はこういった商品を買って用意しておくのもひとつのアイディアです。
防災グッズの存在が、ミニマル化の後押しをしてくれる
以前は、何かを断捨離をするときに「ないとあとで困ることになるかもしれない…」という不安を感じることが少なくありませんでした。
今回、きちんとした防災グッズを準備してみて「これさえあれば生活には困らない」というお墨付きをもらったような気持ちになり、物を手放すことに不安がなくなったように思います。
本来の存在意義ではないにせよ、かなり大きな効果がありました。もしかしたら、防災グッズの用意は、暮らしのミニマル化への第一歩かも?
備えあれば憂いなし。出番が来ないことを祈りつつ、心強い味方とともに、更なるミニマル化を目指していきたいと思います。