日々「物の少ない暮らし」を意識して過ごしていると、だんだん自分を取り巻くあらゆる「物」を選ぶ時の判断基準がはっきりしてくるのを感じます。
シンプルで飽きがこないデザインだったり、好きなブランドだったり、機能性だったり、物選びの基準は人それぞれ。
「物を選ぶ」という行為は、何気ない日常的な行動のひとつではありますが、自分の根底にある価値観が垣間見える瞬間でもあるような気がします。
この記事では、物の少ない暮らしを心地よいと感じる、わたしなりの物選びの基準を紹介したいと思います。
▶︎関連記事:理想の部屋づくりのコツ。家具選び失敗で10万以上を無駄にしてわかったこと 物選びは無意識のうちに機能性とデザイン性どちらかに比重を置いてしまいがちですが、一方が欠けていると、途端に長く愛用するハードルが上がってしまいます。 どれを買おうか迷う時間は、一見楽しいようで実はかなりのエネルギーを消耗しているもの。 ただでさえ神経を使うのに、機能とデザインの両方に合格点を出せるアイテムを探すのはかなり大変なことですが、結果的に妥協して選んだ物よりも長く愛用できて得なことが多いです。 ちなみに、わたしの今のベストオブ「機能面とデザイン面どちらも好きなアイテム」はiPhoneケース。ファスナー付きなので家の鍵を入れてキーケースとしても使っています。 このスタイルを始めてから1年以上が経過しますが、地味ながらも未だに「キーケースを断捨離できた…!」という感動が忘れられません。 上で紹介した、iPhoneとしてもキーケースとしても使えるファスナー付きのiPhoneケースのように、1つで2つ以上の役割を担ってくれるアイテムは本当に便利です。 単純に物の数が減るのでバッグの軽量化にもつながり、それだけで物の少ないすっきりとした暮らしに一歩近づけるように思います。 最近出会った一台二役のアイテムは、充電器 財布やポーチはもちろん、コスメなども1種類につき1つを集中的に使うことにしています。 持つ人は財布も用途別で分けたり、コスメも色や機能別にたくさん揃えたりしますが、結局いつも使うものは同じラインナップであることも少なくないような気がします。 きちんと管理ができるのであれば「絶対に1つしか持たない」と決めてしまうとかえってストレスになりますが、基本的には確実に管理ができる量だけを持つのが、気持ちよくアイテムを使い続けるコツです。 ▶︎関連記事:20代OLミニマリストのコスメ一覧。「必要な場所に必要なだけ」が心地よい モバイルWi-Fiなど、持つのに契約が必要なアイテムは選択の難易度が高めかも。 今は最善の選択だと思っていても、人間いつ考えが変わるかわかりません。 わたしも以前、服のレンタルサービスで値段のお得さに釣られて長期間の契約をしたことがあるのですが、1ヶ月も経たないうちに他のサービスに目移りし、契約終了までの期間をもどかしく感じた経験があります。 いくら安くても安易に長期的な契約は結ばず、契約期間の縛りのない選択肢を選ぶのがおすすめです。 モバイルWi-Fiのおすすめは、その名の通り契約期間の縛りがない「縛りなしWi-Fi 発送がとてもスピーディーで初めから好印象だったのですが、通信の快適さや月額料金の安さなどが心地よく、縛りなしなのにかれこれ1年以上使い続けています。 経験を重ねていくうちに、物選びの能力は知らないうちにブラッシュアップされていくもの。 家具や家電、雑貨やガジェット。自分の身の回りを構成している「物」にはいろいろな種類がありますが、本当に好きな物を厳選して選び取る作業を繰り返すことで無意識に培った物選びのスキルは、その枠を超え、価値観として人生全般に応用されている気がします。 たかが物選び、されど物選び。時にはじっくり時間と手間をかけてみることで、自分の価値観や生き方を見直すきっかけになるかもしれません。機能とデザイン両方が好きかどうか
一台二役を意識する
1カテゴリー1アイテム
サブスク系は契約期間の縛りがないものを選ぶ
モノ選びのスキルは人生全般に応用できる