「早起きしたほうがいい」…そう頭ではわかっていても、実際に行動に移して習慣化させるのはなかなかハードルが高いもの。
わたしはもともと超夜型で、学生時代から長期休みは昼夜逆転が当たり前でした。
始業式の前日は狂いきった生活リズムのせいで一睡もできずに学校に行ったことも数え切れないくらいあります。
そんなわたしですが、今では平日・休日問わず6時に起きるのが習慣になり、日によって5時台に起きることも珍しくなくなりました。
ちょっとした工夫をすれば、早起きすることって実はそんなに難しいことではないのです。
自分の適正睡眠時間を知る
いくら早く起きても、睡眠不足の状態では頭がぼーっとして元気に活動することができず、逆効果です。
早起きをするためには、まず自分の適正睡眠時間を調べることが大切。
一般的には6時間〜8時間くらいの人が多いようなので、まずは6時間睡眠の日、6時間半睡眠の日、7時間睡眠の日…というようにいくつかのパターンで1日を過ごしてみると、だんだん自分に合う睡眠時間が見えてきます。
疲れや眠気を感じずに1日を終えられた日の睡眠時間が、適正睡眠時間である可能性が高いです。
わたしは6時間半〜7時間が適正睡眠時間で、それより短い睡眠時間だともちろん、長くてもぼんやりしてしまってうまく頭が働きません。
この適正睡眠時間から逆算して就寝時間と起床時間を設定します。
朝に予定を入れる
起きる時間を一定にすると、睡眠のリズムを安定させることにつながります。
睡眠のリズムが安定すると、決まった時間になれば自然に目が覚めたり眠くなったりするようになるので、「起きれない…」「眠れない…」というモヤモヤした時間を断捨離することができるんです。
平日、学校や仕事で朝決まった時間に起きるなら休日も同じ時間に起きる習慣をつけると簡単に睡眠のリズムが安定するかと思います。
とはいっても、起きる目的がないとなかなかそうはいかないもの。
そんな時は、日中の予定を朝にずらしてみるのが効果的。
いつも夜ごはんを食べる友達との約束をモーニングやランチにしたり、歯医者や美容院などの用事を朝一で入れると、自然と活動開始時間が早まり、休日も平日と同じ時間帯に起きることができます。
その生活に慣れれば、だんだん朝に予定がなくても起きるのが当たり前になってきます。
起床後のルーティーンを決める
あらかじめ起きた後の行動を固定させておくと、徐々に習慣になって目覚めたと同時に考えなくても動けるようになってきます。
わたしの場合は、起きたらすぐトイレに行って、顔を洗って、水を飲みながらメイクをするのがルーティーン。
メイクをするとスイッチが入ってONモードに切り替わるので、自然と活動を始める気になれます。
他にも、白湯を飲む、朝食を食べる、散歩をする…などなど、人によって活動スイッチはさまざま。
自分のスイッチはなんだろう?と探してみるのも楽しいかもしれません。
音楽と妄想で気分を上げる
目が覚めたら、気分の上がる音楽を流して起き上がるのもおすすめの方法。
音楽って侮れないもので、ふと耳にするだけで気持ちを180度変えることのできる力があります。
自分の好きな曲やアップテンポで明るい曲を耳にすると「さて、起きるか」という気分になれるものです。
あとは、妄想の力を借りてみるのも効果的。
理想の暮らしを送っている未来の自分をイメージしながら「未来のわたしならどんな振る舞いをするかな?」と考えながら活動すると、理想の自分に一歩近付くことにもつながります。
馬鹿馬鹿しいようで、気持ちのコントロールは一番大事な部分だったりするのです。
早起きのメリットは数知れず。今すぐ習慣化しよう
早起きが習慣になると、いいことしかありません。
休み明けの朝に起きることに苦痛を感じなくなり、地味に嫌な「眠れない」「起きれない」というストレスから解放され、体内時計が正常化して体調もすっきりします。
人間の生活の基本のひとつである「睡眠」を整えることは、心地いい暮らしの基盤を作ることにもつながるのです。
紹介した方法の中で気軽に試せそうなものがあれば、ぜひ試してみてください。