以前から自分の感情の波が激しいことは自覚をしていましたが、今年(2020年)の3月から4月にかけては特に、コロナ関連のニュースで行動や思考を振り回されたことで、感情が不安定な日々が続いていました。
感情が不安定だと、本当にいいことがありません。無駄にエネルギーや思考のキャパを取られるので、本来できていたであろう別の行動ができなくなり、日常全般の生産性がかなり落ちてしまいます。
ですが、それをきっかけに
- どうしたらいつも安定した感情を保てるんだろう?
ということを真剣に考えるようになり、少しずつ行動を変えることによって外的要因に感情を振り回されることが激減しました。
この記事では、わたしなりの安定した感情を保つための方法を紹介したいと思います。
情報を取り入れすぎない
これまではスマホに張り付くように常に何かしらのニュースやSNSをチェックする習慣があったのですが、意識的にその回数を減らしていき、今では1日1回見るか見ないかくらいまで頻度を落としました。
その結果、余計な感情の動きを止めることができ、目の前のことに集中しやすくなったように感じます。
世の中の動きを知らなすぎるのもちょっとリスキーだとは思いますが、情報を取り入れる頻度を不足のない程度に落としてみるのは、感情を安定させるのに有効だと言えそうです。
他人と比べない
SNSで知り合いの活躍や幸せを知ったり、ニュースで他人の活躍や幸せを知ったり、ふとした瞬間に誰かの情報が入ってきて意図せず感情を動かされることも。
性格の良し悪しはさておき、本音では自分がマイナスの状態のときに誰かのプラスの情報が入ってきたらやっぱりいい気はしないな、と思います。
そんな情報が入ってくると、無意識に誰かと自分を比較してしまってモヤモヤするものですが、どれだけたくさんの情報があっても、その「誰か」がこれまでにしてきた苦労をすべて知ることは不可能だし、これからする苦労だって未知数なはず。
そう考えるうちに「誰かと自分を正確に比較することって不可能じゃない?」というところに行き着きました。
当たり前と言えば当たり前ですが、その前提を意識しておくとモヤモヤからの軌道修正が早くなるのではないかな?と思っています。
余計な行動をとらない
月曜日が憂鬱で金曜日が楽しみなように、ある程度事前に自分の感情の波のパターンが読めることって実は多い気がします。
わたしの場合は週5日の出勤日のうち、最初の3日間が憂鬱で残りの2日間は割と元気なので、そこで区別をつけることが多いです。
どうしてもその日にやらなければいけないこと以外はなるべく残りの2日間や休日に回して、最初の3日間は最低限生活が回るだけの家事と出勤さえすればいいと思うことにしています。
たまに予期せぬ感情の動きはありますが、ちょっとした工夫をすることで、だいぶ安定して日々の生活を送れるようになりました。
こうして自分のことを振り返ってみると、行動だけでなく、思考もかなり習慣とリンクしている部分が多いんだなと感じ、習慣はすべての基盤を整えてくれる存在なのだと改めて実感しています。
どんなことをしたら自分の感情が動くのかを意識的に考えながら過ごし、プラスだと感じることを習慣化してみることが、安定した感情を手に入れる近道になるのかもしれません。