iPhoneの容量が足りなくなってきたので、最近はずっとカメラロールの断捨離をしています。
もともと「コンビニで買ったお昼」レベルの日常もすべて写真に残さないと気が済まないタイプで、2015年分から残っているカメラロールは無駄な写真だらけ。
無駄に写真を撮る癖は一生直らないんだろうなと思っていたのですが、部屋の断捨離や思考の変化をきっかけに、写真などの「目に見えて空間を圧迫しないもの」もすっきりと心地よい場所に整えたいなと考えるようになりました。
この記事では、そんなわたしのカメラロールの断捨離基準のことをお話できたらと思います。
大前提:すべての瞬間を残す必要はない
写真の断捨離をするにあたって、ふと「すべての瞬間を記録しておく必要はないよな…」という考えが頭をよぎり、妙に納得したのでその通りに整理を進めていったら、作業がものすごく捗りました。
これまでずっと、写真を消すことで記憶からもその瞬間が抜け落ちてしまう気がするという恐怖のような感情から、どんなに微妙な写真でも「1つの撮影対象につき1枚は写真を残す」という謎の自分ルールがあったのですが、その呪縛から解放されたことですごく楽になったように思います。
写真を見返してやっと「そういえばこんなこともあったな」と思うようなことは、たとえ記憶から消えたとしても特に問題はないはず。
「すべてを残す必要はない」そう思うだけで、断捨離は驚くほど捗ります。
種類別の断捨離基準
- 写真
- 保存画像
- 書類・データ・スクリーンショット
写真
- 再入手可能な写真かどうかを判断する
- 同じアングルの写真は厳選する
まずは一番カメラロールを占める割合が大きい、普通の写真から。
景色や観光名所の写真などは、自分の他にも同じものを撮影している人がたくさんいます。ネットで探せばいくらでも同じ写真を見ることができるので、特に思い入れのない写真は潔く削除するか、そもそも撮らなくてもいいかもしれません。
難しいなと思うのが、人が写った写真や作った作品などのオリジナルのもの。
これは勢いよく消し過ぎてしまうと、あとになって後悔の種になるリスクがあるので慎重に判断します。
そんな中でも、ブレたものや表情・写りが微妙なものは狙い目。
人の写真ってなぜか無駄に何枚も連写しがちですが、改めて見返すと「これはいらなくない?」となることも多い気が…そういった微妙な写真を消して、写りのいい写真を残すだけでも、枚数は結構減らせます。
保存画像
- ネットで見ることのできる画像は消す
例えば、好きな芸能人や欲しいアイテムの画像など、カメラロールの中には、自分の撮影した写真でないものも数多く存在するはずです。
今は「消すなんてありえない」と思っていても、数ヶ月〜数年という時間の経過とともに嗜好や自分のトレンドは変化していくもの。
今好きなものをわざわざ消す必要はないですが、自分の中での旬が過ぎたと感じるもので、ネットで検索すればまた手に入るような画像は、カメラロールにある必要はないかもしれません。
書類・データ・スクリーンショット
- 有効期限を設定する
- 残す基準を決める
スキャナーやスキャンアプリが発達してきて、紙のデータをカメラロールで管理することも増えてきました。今はネットで作業が完結することがほとんどなので、スクリーンショットという形でデータを保存することも多いです。
量が増えても、紙の書類のように目に見えて空間を圧迫することがないのがデータ化のいいところでもありますが、それでもやっぱり不要なデータが蓄積されていくとスマホの容量はなくなるし、気も散ります。
時間が経つとどうでもいいデータレベルでも思い出に変化して消しにくくなったりするので、そのデータを使う時期を過ぎたものからどんどん消していくのが得策と言えそうです。
わたしの場合は、
- 基本は、その情報を使う期間が過ぎたら消す
- 特に思い入れのあるものは厳選して残す
こんな感じで選別しています。
最近では、大学時代の掲示物の写真をまとめて削除しました。大学を卒業してからもう何年も経っているので、全部いらないといえばいらないのですが、そのうち数枚は「思い出枠」として残しています。
誰かに見られても困らないカメラロール作り
カメラロールを人に見せる機会なんてそうそうないかもしれませんが、意識だけでも「人に見られて恥ずかしくないカメラロール」を目指してみると、断捨離が捗ります。
そして、やっぱり容量が空くとスマホが軽くなる!今や生活必需品ともいえる存在、ストレスフリーに使えるに越したことはありません。
部屋の断捨離と違い、外出先でも手軽にできるのがカメラロールの断捨離の魅力。これからも隙間時間を見つけて続けていきたいと思います。