理想の部屋づくりのコツ。家具選び失敗で10万以上を無駄にしてわかったこと

理想の部屋づくりのコツ。家具選び失敗で10万以上を無駄にしてわかったこと

一人暮らしを始めてから3年以上が経過し、迷走していたインテリアも、ようやく自分なりの着地点を見つけた気がしています。

学生時代はずっと実家暮らしだったので、一人暮らし開始当初は念願の夢が叶った嬉しさで冷静な判断ができなくなり、全体のバランスを考えずにただ好きな家具を配置していました。すると、瞬く間に部屋がめちゃくちゃに(当たり前)

ずいぶん長い間、家に帰って現実を見たくないと思うくらいに荒れた部屋に住んでいたわたしですが、今ではInstagramに部屋の写真を投稿するのが日課となり、自分の部屋で過ごす時間を「心地いい」と感じられるまでには成長しました。

この記事では、そんなわたしが考える、理想の部屋づくりのコツのようなものをご紹介できればと思います。

色味を統一する

理想の部屋づくりのコツ。家具選び失敗で10万以上を無駄にしてわかったこと

  • 多くても3色くらいにおさえる
  • オールマイティーな色が優秀(ブラウンやホワイトなど)

いくら好きな色がたくさんあるからといって、それをすべて部屋に反映させようとすると失敗します。

わたし自身も、部屋全体のバランスを考えることなく、ほとんど思いつきで

  • 芝生ラグを敷きたい
  • 可愛いドレッサーを置きたい
  • 千秋先輩(のだめカンタービレ)の部屋にあったような赤いソファーが欲しい

といった欲望をすべて反映していたら、部屋がごちゃごちゃになってしまい、居心地の良い部屋とはほど遠い空間になってしまった経験があります。

特に赤いソファーの破壊力は強く、ネイビーのカーテンの近くに置いたらフランスっぽくなるかな?という思惑は外れ、目がチカチカするだけの主張の激しい部屋に

その失敗を教訓にして、今の部屋はブラウンをベースに、たまにネイビーとグレーを足すようなイメージで家具や雑貨を買い揃えました。

観葉植物のグリーンカラーは、どんなテイストの部屋にも合い、空間をおしゃれに見せてくれる効果がある気がします。

▶︎関連記事:ミニマリストのテーブル。一人暮らしにダイニングテーブルは不要

一台二役のアイテムを積極的に取り入れる

  • ベッドとソファーを兼用にする
  • テーブルとドレッサーを兼用にする

部屋の広さにもよりますが、ワンルームなどの狭い部屋の場合、置きたい家具をすべて置いていると足の踏み場がなくなってしまいます。

わたしも以前、8畳弱の空間に

  • ベッド
  • ダイニングテーブルセット
  • ソファー
  • ローテーブル
  • ドレッサー
  • 45Lのゴミ箱2

これだけの家具を敷き詰めるように置いていた時期があります。好きなものを置いているはずなのに、かえって暮らしにくくなっていることに気付いてモヤモヤし、それ以来、これまで意識したことがなかった、空間の大きさに見合う部屋づくりを考えるように。

実家の部屋が6畳だったので、8畳は広いという感覚を持っていましたが、8畳の空間って、意外と狭いです。

  • ベッド
  • ローテーブル
  • ラック

わたしの感覚では、置く家具はこれくらいでちょうどいい感じ。気持ち少なめくらいが適量だと思います。

ベッドの高さや形状を工夫してソファーと兼用にしたり、化粧をする場所をローテーブルや洗面所にしたり、案外ちょっとした工夫で家具は減らすことができます。

▶︎関連記事:ミニマリストの寝具。ベッド派でも空間を節約する方法を考えた

基本は見せない収納がおすすめ

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見せる収納は、きちんと管理ができれば雑貨屋さんのようになって本当に可愛いのですが、きちんと管理できなければただゴミ屋敷になるだけなので、マメな性格でないのなら基本は見せない収納が無難です。

わたしも以前、キッチンをお店のディスプレイみたいにしたいと思って調味料ラックを置いていた時期があるのですが、ズボラなのでろくな手入れをせずに放置し、気付いた時にはほこりをかぶって中身は固まっていたという悲惨な結果に終わりました。

家事って意外とやることがたくさんあるので、省ける手間は省くのが吉。見せない収納は楽に綺麗が叶います。

▶︎関連記事:ミニマリストのキッチン。基本は上に何も置かないルールを徹底する

掃除のしやすさも意識する

  • ルンバやブラーバの動線確保
  • 汚れが目立ちにくい素材や色を選ぶ

家具や小物選びの時に、日々の掃除の手間も視野に入れておくと、心地よい空間が保ちやすくなります。

我が家の場合は、ルンバの使用を前提にベッドの脚の高さを決めました。なので、ベッド下は何もしなくても綺麗な状態をキープできるのですが、そこを意識していなかった家具たちは、いちいち動かす必要があって面倒です。

あとは、意識して汚れが目立ちにくい素材や色を選ぶことも大切!以前、ガラス天板のローテーブルを使っていたら、拭いても拭いても手垢や指紋が目立ち、これはマメな人じゃないと使えないなと思いました。

あとは、よく言われていることですが、白系の色も汚れが目立ちやすいです。

飾りは「管理の手間」と「ときめき」を天秤にかけて判断

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必要最低限の家具や雑貨だけの空間は、綺麗な状態を保ちやすい反面、味気なく感じてしまうことがあるのが難点。だんだん、何か飾りを置きたくなってきます。

その時に意識したいのが、飾りの管理の手間(ほこり取りなどのメンテナンスや、植物の場合は水やりなど)と飾りに感じるときめきを天秤にかけること。

管理の手間をかけるほどではないと思うのなら置かない方がいいし、手間をかけてでも飾りたいと思うのなら飾った方がいい。自分の感覚って軽視しがちですが、とても大切です。

部屋づくりは事前のシミュレーションがとても大切

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部屋づくりは、アイテムだけを切り取って考えてしまうと、全体を見た時にちぐはぐな印象になりがち。

一気に買い揃える予定がなくても、部屋の全体像を可視化することができると便利かもしれません。

わたしが部屋の家具を総入れ替えした時は「プランナー5D」というアプリを利用して全体の雰囲気をイメージしていました。

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プランナー 5D- インテリアデザイン クリエーター

プランナー 5D- インテリアデザイン クリエーター

posted withアプリーチ

「こんな部屋にしたい」と理想を抱くと、少しでも早く自分の部屋で再現したいという思いから、つい気持ちが先走ってしまうもの。

ですが、焦りは失敗のもと…!家具やカーテンなどの雑貨は、値段も高く場所も取るので、失敗すると本当に厄介です。

急がば回れではないですが、ひとつひとつ計画的に考えていくことが、理想の部屋づくりへの近道になるのではないかな?と思っています。

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