ミニマリストな暮らしを本格的に始めてから、もうすぐ1年。
普段使いの靴の持ち数は年間通して2〜3足に留め、身軽に生きています。
靴の数を制限すると、必然的にどんな服装にも合う、履き回しのきく靴を重宝するように。
この記事では、1年間を2〜3足の靴で過ごしてきて、個人的になくても困らないなと思っているものを挙げてみたいと思います。
世の中には、季節ごとにいろいろな種類の靴が出回りますが、本当にそれがないと困るのかを考えてみると、案外そうでもないことも多いものです。
個人的に不要だと思う靴4選
- ブーツ
- サンダル
- ヒール
- スニーカー
ブーツ
- 脱ぎ履きがしにくい
- 蒸れやすい
- 秋冬しか履けない
昨年の冬までは、ブーツを履かない冬なんて考えられませんでした。
身に付けるアイテムが多く、ファッションが楽しい秋冬の装いの中でも、ブーツは特に魅力的。
ブーツを履いているだけでなんとなくおしゃれに見えるから不思議です。ロングブーツは防寒にもなるというのも、外せないポイント。
そんな魅力的なアイテムを断捨離した大きな理由は、ずばり、脱ぎ履きがしにくいから!
いちいちファスナーを開け閉めしないと脱ぎ履きできず、出先でモタモタするのがすごく嫌だったのです。
普段履いているバレエシューズならノンストレスで脱ぎ履きができるのに…!とイライラして、徐々にその日の靴にブーツを選ぶことが少なくなっていき、いつの間にかフェードアウトしていました。
また、季節限定でしか履けないというのも、靴の持ち数を少なくしたいと考えた時には大きな欠点になります。
サンダル
- 足が痛くなる
- 脱ぎ履きがしにくい
- 夏しか履けない
ほとんどブーツと同じような理由ですが、個人的にはブーツよりもサンダルの方が、より不要度が高いです。
ブーツ同様、サンダルもコーディネート全体が引き締まる気がして、以前は、夏はサンダルが必須だと思っていました。
ですが、サンダルは靴擦れして足が痛くなる確率が本当に高い!
足の形の問題もあるかもしれませんが、わたしは一度も靴擦れせずに履けたサンダルに出会えたことがありません。
ブーツには防寒という利点がありますが、サンダルはそこまで暑さ対策になるとも思えず、むしろ肌の露出が多いぶん日焼けしやすくて、ただただ足に負担がかかる存在な気がします。
ヒール
- 足に負担がかかる
- かかと部分の傷が目立つ
ピンヒールを履いて颯爽と歩く姿って素敵で憧れますが、現実は難しい。
どんなに履きやすい工夫が施されていても、やっぱりヒールは長時間歩くのには適さないと思います。
「今日はそんなに歩かないかな」と思った時に限って、たくさん歩く羽目になったりすることが多いと気付いてからは特に、はじめからヒールのない靴を選ぶことが多くなりました。
また、ヒール部分はどうしても傷が付きやすい上に結構目立つので、こういった意味でも扱いが難しい靴です。
スニーカー
- 自分の好みの服装に合わない
- フォーマルな場所に適さない
なんとなく昔から、手持ち靴の中に1足はスニーカーを入れるべきだと思っていて、律儀にそれに従っていました。
持っているからには履かなければならないという謎の義務感もあり、たまに履いてみるのですが…なんだかしっくりこない。
違和感の理由を辿ってみてようやく、
- 自分の手持ち服にはスニーカーが合わないことが多い
- スニーカーという存在自体があまり好きではない
ということに気が付きました。
この出来事は、自分の中に無意識に植え付けられていた「みんなが持っているから自分も持たなければならない」という気持ちを自覚するきっかけに。
スニーカーは世間の人気も高くメジャーな存在ですが、世間一般の普通が、そのまま自分に当てはまるとは限らないんだな…としみじみ思いました。
また、スニーカーはフォーマルな場所にはあまり適さないというのも、わたしがスニーカーを持たない理由のひとつ。
「これを履いて行って大丈夫かな?」といちいち考えるのが面倒なので、どこに行っても浮かない靴を選ぶようになりました。
自分の定番を見つける
わたしの定番靴は、ポインテッドトゥ(爪先が尖った形)のバレエシューズです。
- つま先が尖っているので、フォーマル・カジュアルどちらの服装にも合う
- フラットヒールなので、足が疲れず歩きやすい
- ストラップやファスナーがないので、脱ぎ履きしやすい
自分に合う靴を見つけるためには、靴に求める条件をリストアップすることが大切。
ぼんやりと頭で考えるだけでなく、可視化することで頭が整理され、自分に合うものを探しやすくなります。
自分の定番靴が見つかると、靴選びが本当に楽!はじめは少し面倒にも感じますが、靴が増えすぎて困るという人には特におすすめしたい方法です。