一人暮らしを始めた当初から、わたしの家にはテレビがありません。
厳密に言うと、パソコンに繋いでテレビを観ることができるテレビチューナーは持っていますが、ほとんど使うことなく引き出しの中に眠っています。
- テレビ線の関係で家具の配置に自由が利かなくなる
- 持たなくていいものはなるべく持ちたくない
という理由で購入を見送っていたのですが、テレビのない生活を数年続けてみて、特に不自由を感じたことはありません。
そんなわたしが考える、テレビとの心地よい付き合い方を書いてみたいと思います。
テレビは空間的にも時間的にも無駄になりやすい
テレビを置くためには場所が必要です。
それも、テレビ線に繋ぐことのできるコンセントの近くに配置しなければならないので、場所が限定されます。
わたしはこの時点でテレビを置くのが嫌になったのですが、これだけではありません。
テレビがあることによって、時間を無駄にするリスクが高まります。
特に一人暮らしであれば、寂しい時間を埋めてくれたり、好きな番組に癒されたりといった魅力もたくさんありますが、使い方を間違えるとテレビは立派な時間泥棒に。
連ドラを1話観るだけで平気で1時間が過ぎていたり、流れでその前後の番組も観ていたら、タイムワープしたかのように何時間も時間が進んでしまった…ということも。
誘惑のある状況で、目的の番組だけでテレビを観るのをやめられる人はそう多くないと思います。
テレビは空間のみならず時間までも無駄にするリスクがある。それが怖くて、わたしはテレビを持つのをやめました。
場所も時間も自由な動画配信サービスを活用する
ここまで散々テレビを否定してきましたが、そんなわたしもテレビドラマは好きでよく観ています。
ドラマは観たい、でも場所も時間も無駄にしたくない。
そんなわたしの考えとぴったりはまったのが、動画配信サービスでした。
毎週追いかけている番組は、各テレビ局の見逃し配信サービスを利用すれば、放送後1週間程度という縛りはあれど、スマホで好きな時間に好きな場所で番組を楽しむことができます。
見逃し配信用のアプリはテレビ局ごとにいくつかありますが、代表的なものはTVerなどでしょうか。
わたしは、その時に観ている番組を放送しているテレビ局の見逃し配信アプリを使うことも多いです。
TVer(ティーバー)
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過去に放送していた番組を観たい場合は、dTVやParaviが便利。
わたしは作業用にお気に入りのドラマを流すことが多いのですが、これがとっても捗るんです。
何度も観ている番組だと音声だけでも話が入ってきて、画面に気をとられることなくラジオ感覚で楽しめます。
音楽を流すのに飽きてしまった人はぜひ試してみてください。
テレビの断捨離で時間も場所も有効活用する
テレビを持たない選択をすると、空間的にも時間的にも自由なスペースが生まれます。
テレビのように、多くの人が当たり前に持っているものに対しても「本当に必要なのかどうか」を見極めることが、自分にとって心地いいものだけに囲まれた暮らしの実現につながっていくのではないかな?と思います。
ぜひ、身の回りの持ち物を見直してみてくださいね。