縛りなしWi-Fiを使い始めて1年経過。デメリットはある?

縛りなしWi-Fiを使い始めて1年経過。デメリットはある?

格安スマホや、YouTubeをはじめとした動画メディアの普及によって、今やなくてはならない存在になりつつある、Wi-Fi

わたしも、一人暮らしを始めた3年前からずっと、何らかの形でWi-Fiを使っています。

一人暮らし開始と同時にWi-Fi契約
ポケットWi-Fiの2年契約、月額4,700円くらい
引越のため解約(引越先にWi-Fiあり)
1年数ヶ月で解約し、違約金約20,000円発生
再度Wi-Fi(縛りなしWi-Fi)契約
契約期間の定めなし、月額3,600円くらい

契約当初想定していなかった引越しがきっかけでWi-Fiを解約することになり、違約金を取られた経験から、二度とこんな思いはしたくない!と強く思いました。

満期まで月額料金を支払うより若干マシだったので途中で解約しましたが、痛い出費でした…

元々使っていたWi-Fiを解約してから1年近くの間、家についていたWi-Fiのみで生活していたのですが、

  • 外出先でPCを使いたい
  • どこでも気兼ねなく、動画など容量の大きいコンテンツを観たい

こういった気持ちが出てきて、再度ポケットWi-Fiを使おうと考え、選んだのが縛りなしWi-Fiでした。

使い始めて1年経過したので、この記事では縛りなしWi-Fiのメリットやデメリットをはじめとした使用感をまとめてみたいと思います。

縛りなしWi-Fiのデメリット

壊した時にかかるお金が怖い

縛りなしWi-Fi は、紛失したり、水没したりして故障させた場合、料金を弁償する必要があります。

  • 端末紛失・故障水没時弁済金:39800円(税抜)

決して軽くはない負担なので、万が一のことを考えると怖いなと、使い始めはビクビクしながら持ち歩いていました。

ですが、毎日使っていて不具合を起こしたこともないし、そこまで怖がりすぎなくてもいいのかな?と思い始め、今は普通に使っています。

弁償料金の設定があるのは別に縛りなしWi-Fiだけではなく、ほぼすべてのレンタルWi-Fiで、同価格帯で適用されています。

契約時に「安心サポートプラン」というオプションに加入すると、月500円の支払いで通常の弁済金39,800円が10,000円に軽減されるので、どうしても不安が残る人はこういったサービスをうまく活用するのもひとつの手。

「縛っちゃうプラン」に惑わされる

わたしが契約した当初は存在しなかったのですが、最近「縛っちゃうプラン」という新しいプランができたようです。

こちらは、3年間の契約期間がある代わりに、月額料金が3,300円(税抜)から2,800円(税抜)になるというもの。

たった500円の差でも、毎月継続してかかると考えると馬鹿にできません。

いつでもやめられると思って使用を開始した縛りなしWi-Fiですが、とても快適で気付いたら継続して1年が経過。

この先もずっと使い続けようかなと考えており、それなら「縛っちゃうプラン」の方が良いのでは?と考えるようになりました。

ですが、そこで思い出したのが以前のWi-Fi解約時に発生した違約金のこと。

気持ちは揺らぎましたが、先のことは保証できないので、とりあえず利用は見送ることにしました。

縛りなしWi-Fiのメリット

  • どこでもPCが使える
  • データ通信量を気にしなくて済む
  • いつでも解約できるので気が楽
  • 固定Wi-Fiと変わらない使用感

どこでもPCが使える

再びWi-Fiを持ち歩き始めた一番の理由でもある、外出先でのPCの使用。

作業場所のWi-Fi環境を確認せずに気兼ねなくPCが使えるって、とても快適です。

いちいち接続設定をしなくて済むので、すぐに作業を始めることができ、時短にもなります。何より公共のWi-Fiに比べて圧倒的にセキュリティ面が安心! 

データ通信量を気にしなくて済む

最近はPCを持ち歩くことが少なくなりましたが、スマホ利用にもやっぱりWi-Fiがあると便利です。

動画を観たり、写真のやりとりをするとどうしてもかさむのがデータ通信量。

7GB1ヶ月の上限であることが多い中、わたしは両親(ほとんどWi-Fi利用)とデータ通信量をシェアしていてかなり余裕があるはずなのですが、それでも再びWi-Fiを持ち歩くまでは上限ギリギリになることが多かったです。

「動画は容量が大きいから帰ってから観よう」と行動を制限されることがなくなり、いつでもどこでも自分の好きな時に利用することができるって、やっぱり大きなメリットだなと思っています。

いつでも解約できるので気が楽

縛りなしWi-Fi を選んだ一番の理由でもある、契約期間のこと。

一般的に「契約期間」と言うと2年前後を指すことが多い気がしますが、2年間って、あっという間に見えて実は長いです。わたしのように途中で予想外の出来事が起こることも十分考えられます。

「いやいや、違約金を払うことなんて実際ないでしょ」と思っていたら痛い目に遭いました。

期間の縛りがある契約は一見料金がお得なこともあって、つい心が揺らいでしまいますが、「リスクがあるから安い」ということを常に頭に入れておきたいと思います。

固定Wi-Fiと変わらない使用感

「ポケットWi-Fiは通信が不安定」と言われることがありますが、個人的にはまったくと言っていいほど違いを感じません。

実家や今の家で固定Wi-Fiを使うこともありますが、それらの場所での通信と比べてもすぐ途切れるということや、通信が不安定だと感じることはないので、特にポケットWi-Fiの懸念点ではないように思います。

むしろ、固定のWi-Fi回線は工事が伴うこともあるので、その点でも、契約したその日から手軽に利用を始めることができるポケットWi-Fiの方が優れていると言えそうです。

ストレスも断捨離することで身軽になれる

縛りなしWi-Fiを使い始めて1年経過。デメリットはある?

物と同じように、直接目には見えない「ストレス」も断捨離することで、より身軽に生きることができるようになったと感じています。

再びWi-Fiを持ち歩き始めて、バッグの中身はひとつ増えましたが、外出先のWi-Fiの有無やデータ通信量のことでヤキモキすることがなくなり、ストレスフリーになりました。

わたしが今使っている縛りなしWi-Fiは、以前持っていたWi-Fiのように「あと2年使わなければならない」というプレッシャーもなく、嫌になったらいつでもやめられるという気軽さがあるのも大きなポイント。

Wi-Fiの利用を検討している人には、ぜひおすすめしたいサービスです。