10年以上にわたる昼夜逆転生活を克服し、すっかり早寝早起きが定着してきました。
しばらく21時半に寝て5時に起きる生活が固定化しつつあったのですが、最近は出勤前にもう少し使える時間を増やすべく、就寝時間と起床時間をそれぞれ30分ずつ繰り上げて4時半起き生活を始めたところです。
今は早寝も早起きもまったく苦に思わないのですが、夜型から朝型に変わるのは本当に大変なことでした。
わたしの場合はたしか、早起きができるようになりたいと最初に思ったのが2019年の4月ごろで、習慣として定着したのが10月ごろ。気付けば半年間も悪戦苦闘していました。
この記事では、そんな元夜型人間のわたしが朝型生活を手に入れるまでに心がけたことを紹介したいと思います。
早起きを実現させる方法
- 朝に予定を入れる
- 最初から生産性を求めない
- 早寝ができる環境を整える
朝に予定を入れる
平日は仕事のおかげで(まあ仕事自体は嫌いですが)起きられるものの、休日はどう頑張っても昼まで寝てしまう、ということが一番の悩みだったので、まずは休日も平日と同じ時間に起きることを目標に掲げました。
平日、嫌々でも起きられる理由は「仕事」という起きる目的があるから。それなら、休日にも起きる目的を作ればいいのでは…?と考え、
- 美容院
- ネイル
- まつエク
- 脱毛
- 整体
- 病院 etc.
など、予約する系の予定をできるだけ朝一に入れてみることに。
ちょうど頻繁にあらゆる場所に通っていた時期でもあったので、この方法は相性がよかったです。
とりあえず1ヶ月〜2ヶ月くらい続けていれば、その後はだんだん予定がなくても自然と起きられるようになってきます。
今は(2020年5月現在)外出自粛で難しい部分もありますが、例えば、
- 早起きを目標にしている友達同士で、朝に時間を決めてLINEやZoomなどでやりとりする約束をする
みたいな方法を使ってもいいと思います。
自分だけの約束だと、気持ちが揺らいだ時に「守らなくてもいいや」と甘くなってしまうものなので、できるだけ誰かを巻き込んだ約束を作るのがポイントです。
最初から生産性を求めない
せっかく早起きするなら、意味のある時間の使い方をしないともったいないような気もしますが、もともと夜型だった人がはじめからフル回転で動くのは難しいです。
わたしの場合は、最初はとにかく「起きれば合格」として
- ベッドの上でネットサーフィン
- 映画やドラマを1本観る
- 美味しいものを用意する
こんな感じで、楽しいと感じる時間を過ごすことで早起きにポジティブな印象を持つことを意識していました。
そうしているうちに、時間の経過とともに少しずつ中身(時間の使い方)も整えられるようになってきます。
早寝ができる環境を整える
十分な睡眠時間なくして早起きは習慣にはなりません。ショートスリーパーでもない限り、睡眠時間を削って早起きできるのはせいぜい数日。無理やり続けていると、いつか身体を壊します。
参考 ショートスリーパーになれる?短時間睡眠の危険性【睡眠の専門家監修】TABI LABO1日の時間は24時間しかないので、朝に時間を使うなら夜の時間を削る必要があります。
言葉にすると当たり前のことなのですが、頭ではわかっていてもつい欲張ってしまうもの。
平日なら、仕事後に何か生産的なことをしようとするのをやめて、帰ったらお風呂に入って寝るくらいの意識でちょうどいいのかな?と思っています。
「もう少し何かできそうだな」と感じる余裕がある状態でやめておくのがポイントだと思います。
有意義な取捨選択をする
例えば、朝の2時間と夜の2時間、時間の長さは同じでも感覚は全然違うもの。
仕事後に何か活動しようとしていた時は、仕事の疲れやモヤモヤを引き摺って思うように動けないことが多かったのですが、朝は感情がリセットされた状態だからか思考がクリアになって有意義に過ごしやすくなりました。
限られた1日24時間の持ち時間の中で、何をやって、何をやらないのか。自分のキャパや行動パターンを見極めて、最大限に有効活用することができれば、と思います。