一人暮らしを始めて、早5年が経過。
当初は大量の食材を買い込み（レシピサイトを見て、絶対それ以降使わなさそうな珍しい調味料とかも買って）、料理を楽しみのひとつのようにとらえていた時期もあるにはあるのですが、今は全然。わたしの記憶が正しければ、かれこれ1年ほど、まともにキッチンにすら立っていません。
以前は「自炊をすべき」「外食は悪」といった価値観に惑わされ、なんとか「料理」を日常に取り入れようとしていたこともあるのですが、人に比べてかなりキャパが狭いわたしにとって、その生活はとてつもなくハードルが高く…料理は潔く諦めることにして、今に至っています。
料理をしないとなると、必然的に行き着く先は外食やテイクアウトになるわけですが、これらの選択肢には一般的に
- 身体に悪そう
- 金銭的な負担が大きい
というイメージを持つ人も少なくないのでは、と思います。
ですが、案外そんなこともなく、工夫次第でこれらの問題点は割と簡単に解消することができるというのもまた事実。
この記事では、わたしのたどり着いた「現時点での最適解」をご紹介したいと思います。
「外食、体に悪そう」問題
よく言われている
というイメージ。
外食というより、コンビニやスーパーのお弁当やお惣菜に対する印象であることが多いのかな、と思うのですが、たしかに毎食栄養バランスを無視してジャンクなメニューばかりを選んでいたら間違いなく体に悪いだろうとは思う一方で、コンビニやスーパーにも健康志向な食品がこれでもかというくらいに並んでいる現代の日本では、一概にそうとも言えないような気もします。
わたしも一時期、仕事終わりにスーパーかコンビニに寄って、その日に食べるものを買って帰る生活を送っていたのですが、もともと偏食気味（野菜があまり得意ではない）ということもあり、コンビニスイーツを大量買いしてそれを「食事」としていたことも…（やばすぎ）
当時はカロリー制限ダイエットをしていたので「カロリーさえ守っていればいいでしょ」と、めちゃくちゃな食生活を送っていました。
この時、自分の意志の弱さを再確認したので、そもそも「仕事終わりにスーパーやコンビニに寄る」という行動をとらずに済むよう、家に食べ物を常備しておくことに。
今は3週間に1回、「 nosh（ナッシュ）」という宅配弁当を注文して、平日は基本どこにも寄らずにまっすぐ家に帰っています。
▶︎ 関連記事：ナッシュ（nosh）は一人暮らしの味方？半年間使ってみた感想
「外食、出費がかさむ」問題
そしてもうひとつ、外食やテイクアウト中心の食生活を送る時に懸念点となるのが「出費がかさむ問題」。
一人暮らしの場合、一概にそうとも言えないみたいな話も聞いたことがありますが、なんとなく外食やテイクアウトの方が高くつきそうなイメージはありますよね。
この問題、わたしは（賛否両論はあると思いますが）食事自体を「1日1食」にしてしまう、という方法で対策しています。
もともとは「1日3食」派で、何がなんでも朝食と昼食と夕食を用意しなければならないと思い込んでいたのですが、当然そんなことはなく…
わたしの場合は、
- 平日の朝は朝食に時間をかけるくらいならやるべきことを少しでも終わらせたい
- お昼は基本会社からは出られず、がっつり食事をとるような空気でもないので、無理して食事をしたいと思えない
こういった理由から、自然と「夕食だけしっかりとる」というスタイルが定着。一般的には「節約」という概念からは離れてしまう宅配弁当をコンスタントに頼んでも、食費は月3万台に落ち着いている、というわけです。
自炊がめんどくさい人におすすめの朝食プラン
- バナナ
- グラノーラ
- ヨーグルト
- プロテイン
前の項目で、「1日1食にすれば、食費を浮かせることができる」と書きましたが、そうは言っても
という人も多いはず。
そんな時におすすめの食材が「バナナ・グラノーラ・ヨーグルト・プロテイン」の4つ。どれも加熱調理することなく簡単に食べられる上、栄養面も安心です。
グラノーラとヨーグルトは、器とスプーンを用意する必要がある（＝洗い物の手間が増える）ので、究極に楽をするならバナナや、金銭的な負担は大きくなりますが、食べ切り・飲み切りサイズのプロテインバーやプロテインドリンクを導入するのもいいかもしれません。
自炊がめんどくさい人におすすめの昼食プラン
- ミックスナッツ
- プロテイン
- チョコレート
お昼に関しては、わたしと同じように「社内が食事をとる空気じゃない」という人にぜひおすすめしたいのが、小袋のミックスナッツを常備しておくこと。
食事と言えるかは微妙なところですが、小袋のお菓子のようにこっそりつまみやすく、それなりに栄養があって腹持ちもいいので、いろんな理由でなかなか食事がとりにくいという人にぜひおすすめしたい選択肢です。
あとは朝食と同じく、個装のプロテインバーやプロテインドリンクという手も。
ダイエットに力を入れていた頃、結構長い間プロテインバーをお昼代わりにしていたのですが、プロテイン系食品の腹持ちは本当に優秀です。
あと、完全に食事ではなくなりますが、チョコレートも結構腹持ちがよくて満足感があるので、非常食としてバッグに常備しておいてもいいかもしれません。
自炊がめんどくさい人におすすめの夕食プラン
- 宅配弁当
自炊は面倒だけど、買って帰るのも面倒だし、何より栄養バランスがめちゃくちゃになる…という人におすすめなのが、上にも書いた「宅配弁当」という選択肢。
手軽に栄養バランスのとれた美味しい食事をとることができます。
宅配弁当の会社はいくつかありますが、わたしは「コンビニスイーツレベルのデザートが一緒に注文できる」という理由で、 nosh（ナッシュ）推し。
詳しいレビューは下記の記事にまとめているので、もしよかったら合わせてご覧ください。
▶︎ 関連記事：ナッシュ（nosh）は一人暮らしの味方？半年間使ってみた感想
一般論に流されず、自分にとってベストな選択を
まだまだ一般的には「やったほうがえらい」という風潮も根強い、自炊。
ですが、あくまでそれは「一般論」に過ぎないわけで、すべての人に当てはまることではないんですよね。
上にも書きましたが、ひとくちに「外食」や「テイクアウト」、「コンビニ」といっても、今は自分次第でいくらでも健康的な食生活が送れる時代。
わたしのように偏食気味で意志が弱い人は、本文中でも紹介した宅配弁当やデリバリーを活用すれば、そもそもお店に出向いて意志を試されることもなくなります。
一番自分にストレスのかからない方法を選んで、毎日の食生活を心から楽しみたいですね。
▶︎ 関連記事：ナッシュ（nosh）は一人暮らしの味方？半年間使ってみた感想
