やらないことを決めると、暮らしの質が高まる。わたしがやめたこと3選

やらないことを決めると、暮らしの質が高まる。わたしがやめたこと3選

わたしはキャパが狭い割に、変なところにこだわりを持ってしまう性格で、やるなら100%やらないと気が済まないし、それができないならいっそやりたくないと投げ出してしまうところがあります。

そんな白黒はっきりつけないと気が済まない性格が、長い間日々の生活を邪魔していたのですが、最近になってようやく「物事を取捨選択する」ということができるようになり、暮らしの質にもいい影響を与えてくれるようになりました。

この記事では、わたしが「やらない選択」をしたことで生活がうまく回るようになったことを一部挙げてみたいと思います。

暮らしの質を高めるためにやめたこと

  • 買い物
  • 平日の自炊
  • 帰宅後になにかやろうとすること

買い物をやめた

なかなか家に帰れなかった前職時代の影響で「スーパーで買い物ができる幸せ」を人一倍感じていたはずなのですが、人間はやっぱり慣れてしまう生き物のようで、買い物ができる喜びをだんだん感じなくなり、最近では煩わしささえ覚えるように

休日はわざわざ買い出しのために時間や手間を割きたくないし、とはいえ平日も仕事が終わったら一刻も早く家に帰りたいので、結果的にどこにスケジュールを組み込んでもなんらかのストレスがかかるという結論にたどり着き、すべての買い物をネットに切り替えました。

買い物にかかる時間や手間なんて些細なことといえば些細なことなのですが、それでも「やらなければいけないこと」はひとつでも少ない方がいいなと思います。

平日の自炊をやめた

丁寧な暮らしを理想とする中で、ずっと「毎食自炊をしなければ丁寧な暮らしではない」と思い込んでいたのですが、無理やり自炊をすることでかかるストレスや準備と後片付けにかかる労力を考えると、仕事の日は特に、自炊をすればするほどかえって丁寧な暮らしからは遠ざかるような気がしていました。

わたしの考える「丁寧な暮らし」とは、目の前のことにじっくり向き合う心の余裕を持ちながら生活することなので、いくら自炊をしたからといって余裕を持てずに焦ったりイライラしたりするようでは本末転倒なのです。

時間に余裕を持つことが難しい平日は潔く既製品に頼ることにして、料理のスキルアップに向けての行動は時間に余裕がある休日に回すことにしたら、いい感じにバランスがとれるようになりました。

帰ったら何もしないと決めた

ここまでに挙げた買い物や自炊とリンクする部分もあるのですが「仕事から帰ったらあとは寝るだけ」と決めたら、ものすごく楽になりました。

わたしは、帰ったらすぐにお風呂に入らないと面倒で入りたくなくなってしまうので帰宅後最初のルーティンが入浴なのですが、その時にコンタクトを取ってしまい、あとは裸眼で過ごすからなのか、入浴後は活動スイッチが切れてしまいます。

その時点ではまだ20時にもなっていないので、何か活動しないと時間がもったいないと思っていた時期もあるのですが、無理やり何かをやろうとするとかえってストレスがかかるなと感じ、仕事後は何もしないと決めたら気持ちよく1日を終えられるようになって、結果的に早寝早起きにもつながりました。

自分の最適解を見つける

やらないことを決めると、暮らしの質が高まる。わたしがやめたこと3選

世間一般で理想とされていることをすべてこなすことができれば苦労はありませんが、実際そんなことは不可能です。

人によって、無理なく頑張れるラインと頑張れないラインはさまざま。

自分の無理なく頑張れるラインをしっかり見極めて、高い質を保てることだけを選び取っていくことが大切なのかな、なんて思ったりしています。

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