人生最大規模の断捨離をしてから半年。自分の理想としていた暮らしを実現することができ、自分の暮らしも、自分自身も大きく変わりました。
実家に住んでいた頃から、幾度となく挑戦しては挫折していた断捨離を終えることができたのは、自分のなりたい姿を明確にして、気持ちも行動もそこに向かっていくことができたからなのではないかな?と考えています。
この記事では、理想の暮らしを叶えるために必要な目標設定について、わたしなりに考えたことをまとめました。実例も織り交ぜながら書いてみたので、少しでも参考になれば嬉しいです。
理想の暮らし(=ゴール)を決める
断捨離って想像以上に頭も身体も疲れる作業なので、まずは「何のために断捨離をするのか」目的をはっきりさせないと、なかなかモチベーションを保つのは難しいです。
理想の暮らしは、人によってさまざまだと思います。Instagramや雑誌などをぼんやりと眺めて「こんな暮らしがしてみたいな」と漠然と考えるだけでなく、自分なりの理想の暮らしを具体的に思い描いてみることが大切です。
- 自分の部屋にある物をすべて把握しており、無駄な物は持っていない
- 自分の好きな物だけに囲まれている
- いつ誰が来ることになっても慌てずに済むような綺麗な部屋をキープする
わたしの場合は「いつ誰が来てもいい部屋で暮らす」というのが一番の理想です。
断捨離前の部屋は、掃除が行き届いていない上に、めんどくさくてつい、こぼしたものをすぐに拭かなかったり、洗い物をすぐに洗わなかったり、出したものをすぐにしまわなかったりということが日常茶飯事でした。そんな状態ではとても人なんか呼べません。
ズボラすぎる反面、自分の部屋の中に正体不明の物があるのが許せないという完璧主義なところも持ち合わせており、我ながら面倒な性格だなと思います。
断捨離のゴールは人によって違いますが、わたしの場合は一度すべての持ち物を出して、本当に必要かつ気に入っている物だけを厳選するというところまでやらないと、理想の暮らしの実現は難しいなと感じました。
理想の暮らしと今の暮らしの差を埋める
理想の暮らしを考えてゴールを決めたら、次は今の状態からどこをどうしたら理想に近付くのかを考えていきます。
まずは、今の状態と理想の状態の差を把握することが大切です。
- 自分の部屋にある物がすべて把握できる状態→引き出しや棚の奥にしまい込んだ、正体不明の物がたくさんある
- 自分の好きな物だけがある空間→「安い」という理由だけで買ったり、気に入って買ったはずだけど実際に使ってみたらそうでもない…という家具や物が多い
- いつ誰が来てもいい、綺麗な部屋→部屋の掃除が行き届いておらず、散らかっているので親でさえ呼ぶのに躊躇するレベル
差を見える化したら、次はどうしたらこの差を埋めることができるのかを考えます。
- 部屋にあるすべての物を出して、本当に必要な物だけを戻す
- 気に入らない物を総入れ替えする
- 部屋の掃除が行き届くようにする
わたしの場合、理想を現実化するのに効果的だったのが「暮らしのミニマル化」でした。
自分が本当に必要でお気に入りの物だけを残すことで、部屋にあるすべての物を把握することができ、なおかつ好きな物だけがある空間にすることができます。
さらに、物の数が少なければ、掃除もぐっと楽になるので、いつも綺麗な部屋を保つことが簡単に。これがきっかけで、ミニマルライフに目覚めました。
ミニマルライフは手段のひとつに過ぎない
わたしは、部屋にある物すべてが把握できてないと嫌だったり、さらにそれらが綺麗に保たれていないと気に入らないという完璧主義な一面もありながら、管理するのは面倒ですぐサボるというズボラな性格なので、ミニマルライフにシフトすることは、目から鱗の解決策でした。
物が少なかったり、収納方法が簡略化されていると、物の管理にかかる労力が最低限で済むので、楽をしていても綺麗な状態をずっと保つことができ、本当に快適です。断捨離から半年経った今でも、部屋は人を呼べるレベルのままキープすることができています。
たとえ「味気ない」「(悪い意味で)生活感がない」と言われようとも、わたしにとって大切なのは綺麗な部屋で暮らし続けることなので、この先もこのスタンスは崩さずに生きていきたいと思っています。
わたしのように綺麗は保ちつつも楽をしたいという人には、暮らしのミニマル化は本当におすすめの方法です。
一方で、部屋の中にたくさん雑貨や飾りを置いたり、服をたくさん持っていても、それらを綺麗に管理し続けることが苦痛なくできる人は、無理して物を減らす必要はないのではないかな?と思います。
- 部屋が綺麗じゃなくても気にならない
- 物が多くても部屋を綺麗に保てる
- 物が少なければ部屋を綺麗に保てる
暮らし方は人それぞれ違います。ぜひ自分に合うスタイルを見つけて、理想の暮らしを実現させてください。