社会人になってしばらくしてからよく頭に浮かぶようになった、貯金のこと。
もともと欲しい物が我慢できない性格で貯金ができるタイプではなく、旅行などに行かず普通に暮らしているだけなのに、月30万弱の給料から残るお金はほぼゼロという生活をしていました。
十分な収入があるはずなのにいつもカツカツな自分の金銭感覚に呆れていたのですが、転職して給料がガクッと下がったのを機に金銭感覚を見直し、今では支出を月18〜19万にキープしつつ、少しずつですが貯金もできるように。
特にすごく頑張ったというわけではなく、支出の記録をつける、臨時収入をすべて貯金に回すという2つのシンプルなことを取り入れてみたら、自然とお金が貯まるようになりました。
支出と収入を明確にする
頭の中でなんとなく「使い過ぎたな」「これくらい使ったかな」という感覚があるだけでは、節約しようと思ってもなかなかできないものです。
まずは現状を把握するところから始めようと思い、1ヶ月の支出を記録してみることにしました。
わたしなりの節約の方法は、別記事にまとめています。
▼関連記事:一人暮らしの家計簿を公開!20代OLミニマリストの支出管理について
「支出の記録」と聞くと面倒くさそうな感じがしますが、無料の家計簿アプリをインストールして、お金を使ったら金額を入力するだけです。
いくつかアプリを試してみて、わたしは「毎日家計簿」というアプリがシンプルで一番使いやすいので気に入っています。
有名なマネーフォワードは、アプリが自動で支出の計算をしてくれるので便利でしたが、反映まで数日〜数週間のタイムラグがあるのが気になって続きませんでした。
家計簿 毎日家計簿 – 簡単人気のかけいぼアプリ
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臨時収入はすべて貯金する
シンプルながら、ボーナスやお小遣いなどの臨時収入は基本的にすべて貯金するというルールを作ったら、効率よくお金が貯まるようになりました。
転職した時期の関係で、ボーナスが出るか出ないか微妙という状況を経験した時に「もともとボーナスはないものだと考えれば我慢している自覚なく貯められるかも」と思い付いた方法です。
旅行や大きな買い物などの臨時支出も月々の給料の範囲でできる貯金で賄うことができれば、ボーナスを当てにせず貯金に回すことができます。
ボーナスであれば月々の給料からの貯金に比べて大きな金額を入れられるので「貯金できた」という感覚を得やすく、モチベーションが保ちやすいなと思いました。
ゆるく貯金感覚を身に付ける
「年間100万貯金!」「月に○万貯金!」という話を聞くと、すごい!と思う反面「そんなストイックなことわたしにはできないな…」とも思ってしまいます。
欲しい物は我慢できないし、食べたい物は食べたい。意思が弱くてわがままです。
それでも「これならストレスを感じない」という部分を探して、どんなに小さなことでもできることから変えていくことが大切なのではないかなと考えています。
小さなことを積み重ねていくうちに「気が付いたらこんなところまで来てた…!」というところまでゆるやかに進んでいけたらなと思います。