「暮らしを整えたい」と考えたときに、避けては通れないのが「食生活」。
もともと偏食な傾向を自覚していたこともあり、個人的に、食生活を整える作業は、「片付け」や「生活習慣の改善」など、他の「暮らしを整える」系の作業に比べると遥かに難易度の高い、ラスボスのような存在で。
自炊は、今のわたしのキャパの中には収まり切らない。
仕事後にコンビニやスーパーでその日に食べるものを調達するのは面倒くさい(しかも、肉やお菓子しか買わないから栄養バランスが最悪)。
さて、どうしたものか…と考えあぐねていた時、「ナッシュ」という宅配弁当サービスの存在を知りました。
「合わなかったらすぐやめよう」と、完全にお試しのつもりで始めたはずが、気付けばナッシュ利用歴は半年近くに。
この記事では、ナッシュを半年間利用し、今も絶賛継続中のわたしのリアルな体験談を綴りたいと思います。
ナッシュを一人暮らしの生活に取り入れてみた感想
平日の夜ごはんとして利用
仕事の日はギリギリに起きているので朝ごはんを食べる時間がなく、その上お昼もあまり落ち着いて食べられる雰囲気ではないので、不本意ながらここ最近はすっかり「1日1食スタイル」が定着。
という危機的な感覚もあって始めたのが、「平日の夜ごはんはナッシュ」という習慣でした。
ナッシュは一言で説明するなら「ごはんなしのお弁当」といった感じで、メインのおかず(肉メニューが多め)+副菜3品(野菜メイン)のセットが1食分として構成されています。
管理栄養士の方がメニューの開発に携わっているので、どれを選んでもバランスはばっちり。
おかげで、1日1食でも「それなりに栄養がとれている」という自信を持つことができています。
これまでに頼んだメニュー&味の感想
これまでに食べたナッシュのお弁当は累計130食以上!
最初は全メニューを制覇してやろうと意気込んでいましたが、途中で
と正気に戻り、今は純粋に写真を見て美味しそうだと感じたものを選ぶスタイルに落ち着いています。
現在(2022年2月現在)出ているメニューの中だと
- チリハンバーグステーキ
- 旨だれペッパーチキン
がダントツで好き。毎回ついついたくさん頼んでしまいます。
これまでさまざまなメニューを選んできましたが、驚くことに「これはハズレだ…」と感じた経験は一回もなし。
結構わがままな性格をしているので(笑)、「もう食べたくない」と思ったら割と躊躇なく残してしまうわたしですが、ナッシュに関しては「まずくはないけど…次はもういいかな」と思う程度で済んでいます。
1ヶ月でかかるお金
ナッシュは「1食いくら」ときっちり値段が決まっているわけではなく、注文数や累計購入数によって値段が変動します。 一度に注文する数、また、これまでの購入数が多ければ多いほど安くなっていくシステムで、1食あたり499円(税込)が最安値。 この金額プラス、忘れてはいけないのが「配送料」。ナッシュは冷凍便のため、どう頑張っても配送料がかかります。 一度に購入する数が少なければ少ないほど、1回あたりにかかる金額は安くなりますが、トータルで考えると、少ない数を頻繁に頼むより、まとまった個数を一度に頼んでしまった方がお得。 普段は極力まとめ買いはしないようにしているのですが、賞味期限が長く体調不良時や災害時の備蓄にもなるので(あとで詳しく書きますね)、わたしはいつも20食分を頼むようにしています。 上にも書いた通り、ナッシュは冷凍便で届くので、ある程度冷凍庫のスペースを空けておく必要があります。 1食分の大きさはだいたいオーソドックスなコンビニ弁当くらい。 まあまあかさばる上、特にわたしは一度に20食分をまとめて頼んでいるので、ナッシュの到着日前は極力冷凍庫にストックを入れないようにする配慮が必要です。 とはいえ、ギリギリながらうちにある一人暮らし用の小さな冷蔵庫にも、毎回なんとか全部収め切ることはできているので、他に冷凍庫を使うことがなければ、そんなに心配することでもないような気もします。 冷凍庫に入り切るか不安な場合は、6食プランなど、一度に届く個数が少ないプランを選ぶのがおすすめ。 どうしても入り切らない時は、タッパーなどの保存容器に移し替えるのもひとつの方法です。 上にも書いた通り、ナッシュは冷凍弁当なので、クール便適用となり、送料はちょっと高め。 プランや住んでいる地域によっても変わりますが、関東圏内であれば1回あたり1,000円程度の送料がかかります。
※全国の送料はこちらからご確認ください。 そのため、節約するならある程度まとまった数を購入し、配送の間隔を空けるのが賢明。 わたしは20食分を3週間〜4週間間隔で注文しています。 最初は正直 と思っていたわたしですが、累計購入数が増えれば増えるほど商品自体の値段も安くなるので、トータルの負担は徐々に軽くなるし、なにより食事に関する手間や労力がカットできる魅力は何物にも替えられない…!そんなわけで、これからもお世話になる予定です。 ナッシュは冷凍をチンして食べるタイプのお弁当なので、メニューによってはちょっと水分が多く感じられるものもあったりします。 水っぽくて食べられないというほどではないのですが、それでもちょっと気になるというのは事実です。 そんな時に救世主となってくれるのが「とろけるチーズ」。チーズの粘度が水分をうまい具合にカモフラージュしてくれるのです。 稀にチーズが合わないメニューもあるかもしれないですが…これまでにわたしが「水っぽいな…」と感じたメニューはすべてチーズと親和性があるものばかりだったので、結構使える方法のはず。 もしよかったらぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね。 ナッシュのお弁当は、基本的に「主菜1品+副菜3品」で構成されており、お米は入っていないことが多いです。 わたし自身は「お米に回すカロリーがあるならおかずに使いたい」と考える派なので特に不満を感じたことはありませんが、「食事には米が必須…!」と考えている人にとっては、別途お米を調達する必要があるので、難点といえば難点かもしれません。 お米は炊飯器で炊くか、徹底的に手間を省くならレトルトのごはんを用意しておくのもひとつです。 これはもう言わずもがなですが、最高かつ最強のメリットです…! 自炊をする時にかかる という大きな労力が丸ごとカットできるというのは本当に大きい。 わたしの場合、1年ほど前から完全に自炊をする習慣がなくなり、その後はずっと帰宅時にコンビニやスーパーに寄ってその日に食べるものを調達するスタイルで生活していたのですが、買い出しって、結構労力のかかる作業なんですよね。 「何を食べようかな?」と悩む時間は楽しさもありつつやっぱり頭を使うし、たとえ買うものを決めてからお店に入ったとしても、お店に入るとどうしても「これもいいかも…」と目移りしてしまうもの。 あらかじめ家に食べるものが用意されていれば、この時間や労力もなくなるので、本当に食事にまつわるストレスが完全になくなると言っても過言ではありません。 半年間、いろんなメニューを頼んできましたが、今のところハズレに遭遇したことはありません。 最低でも「これは微妙かも…」と思う程度。好き嫌いが多く、少しでも気に入らないと「もういらない」となることもあるわがままなわたしですが、これまで選んできたメニューはすべて無理なく完食できています。 逆に、美味しいメニューは本当に多い! 冷凍とは思えないクオリティで、特にハンバーグ系や唐揚げ系のメニューはスーパーやコンビニレベルを遥かに上回ると言ってもいいほど。 お気に入りのメニューは、仕事が忙しかった日のご褒美として取っておくことにしています。 ナッシュには、なんと常時60種類以上のメニューがあります。その上、毎週3つの新メニューが登場するという充実ぶり。 自分の好きなメニューだけを選んでもそれなりの数になるので、「同じものを食べ続けて飽きる」ということがありません。 選び切れない場合は、おまかせ設定もできるので安心。 そして、スイーツメニューが存在するというのも大きなポイント! 「デザートは食べたいけど、いちいちコンビニに行くのはめんどくさい、でも日持ちしないから休日に買い溜めもできない…」というわがままな欲を解消してくれて、本当にありがたい限り。 最近はコンビニの冷凍スイーツも豊富なので必須条件ではないかもしれませんが、できるだけ買い出しの手間を減らしたいわたしにとってはかなり大きなポイントです。 ナッシュのお弁当は、だいたい1食あたり200〜400キロカロリーのメニューが中心。 最大でも500キロカロリー台で、少ないものだと、なんと100キロカロリー台のメニューが存在します。 コンビニやスーパーで調達する食事をこのカロリー内に収めようとしたら、サラダやサラダチキンなどの「ザ・ダイエット食」的なメニューになることは不可避。 内容は完全に普通の食事ながら、摂取カロリーをダイエットメニューと同等レベルまで抑えられるというのも、ナッシュの大きな魅力です。 ナッシュのお弁当は、「主菜1品+副菜3品」と、定食スタイルにも似たメニュー構成になっている上(自分で汁物を用意すれば完璧ですね…!)、管理栄養士の方がメニューの開発に携わっているので、内容も安心です。 実は、わたしが生活に宅配弁当を取り入れようと考えるに至った最大の理由が「栄養バランスを整えたかった」というもので、、 わたしはかなり偏食気味なので、スーパーやコンビニで食事を調達するとなると、必然的に「肉だけ」「主食だけ」というメニューになりがちなんですよね。 さすがにこのままでは、という思いはずっと持ちつつも、長年の習慣はなかなか変えることができず… スーパーやコンビニに行くと、どうしてもその時に食べたいと思ったものを買ってしまいがちですが、そもそも家に食事の用意があればどこにも立ち寄る必要がなくなるので、この問題も解決します。 家にストックがあるとつい食べすぎてしまう傾向にあったので、食品は極力その時食べる分しか用意しないようにしていたわたし。 ですが、だんだん過食傾向に改善が見られるようになってきたことや、ここ数年のコロナ禍で と、ストックの必要性を感じるようになりました。 ナッシュのお弁当の賞味期限は、メニューによって変わりますが、だいたい半年から1年ほど。 急に家から出られなくなった時、乾パンやフリーズドライ食品のような「ザ・非常食」という食事ではなく、普通の食事に近い食事が食べられるというのは結構大きなことのような気がします。 ナッシュの注文は、専用のスマホアプリから行います。 注文はもちろん、スキップも手軽にできるので、直近の予定に合わせて調節できるのが嬉しいポイント。 うちはそれほど冷凍庫のキャパがないので、外食が続く時などは配送の間隔をあけたり、個数を減らしたりして調整しています。 もちろんメニューの変更も可能!配送の4〜5日前まで猶予があるので、わたしは毎回今ある分を食べながら「これは次も食べたいな」「これはもういいかな」と、次のメニュー構成をゆっくり考えています。 わたしが数ある宅配弁当サービスからナッシュを選んだ最大の理由といっても過言ではないのがこれ。 ナッシュにはデザートメニューが存在しており、お弁当と一緒に頼める上、内容がすごく充実しているんです。 甘いものに目がないのでナッシュのデザートメニューはほぼすべてコンプリートしているのですが、ダントツで美味しいのはロールケーキ! 特にチョコレートとプレーンがおすすめです。 コンビニのスイーツコーナーに売られているロールケーキと同じくらいのサイズ感で、お弁当1個分の枠で3つ送られてきます。 しかもこのロールケーキ、低糖質な上1個あたり166キロカロリーと低カロリー…!ダイエットの心強い味方です。 ナッシュの利用のためにかかるお金は、注文数・居住エリア・継続利用期間によって変わります。 注文数は、初回の場合6食・8食・10食から選ぶことができるのですが(初回以降、20食も選択できるようになります)、一度に注文する数が多ければ多いほど、1食あたりの値段は安くなり、10食プランの場合、1食あたりの値段は599円(税込)。 送料は注文数とエリアによって変わり、関東だとだいたい1,000円前後(詳しくはこちらの表をご覧ください)。 ただ、累計注文数に応じて割引率が上がるシステムが導入されており、しばらく継続利用していると最安値の499円(税込)で購入できるようになります。 ナッシュには「トライアルプラン」のようなものは存在しないのですが、特に注文ノルマがあるわけでもなく、スキップや休止も手軽にできるので、1回だけ試してみる、というのも全然あり。 お試し的に使いたい場合は、6食プランを選ぶのがおすすめ。 1食あたりの値段は割高になってしまいますが、698円×6食+送料で、エリアにもよりますが、だいたい5,000円前後で購入が可能です。 こちらの友達紹介リンクからご購入いただくと1,000円の割引が初回〜3回目まで受けられるので、もしよろしければぜひお使いください。 決して安い出費ではありませんが、自炊による準備や後片付けの手間やスーパーやコンビニへの買い出しの労力がまるごとカットできるので、わたしは「快適さへの課金」としてとらえています。 注文は公式サイトかアプリから行います。 注文の流れはこんな感じ。 2回目以降は何もしなければ初回に選択した頻度で自動的に届きますが、4〜5日前までにスキップをすれば、配送を飛ばすこともできます。 公式サイトやアプリから簡単に解約することが可能。違約金なども発生することはありません。 配送予定日の4〜5日前が期限となっているため、ここだけ注意が必要です。 ナッシュは、上に挙げた項目に当てはまる人には本当におすすめのサービスです。 特に、「自炊をする余力はないけど、毎日仕事帰りにいちいちコンビニやスーパーに寄るのも面倒だし、体にいいものを食べたい」という人には、この上なくぴったりはまるサービスだと思います。 もしよかったらぜひチェックしてみてくださいね。
ナッシュのデメリット
冷凍庫が埋まってしまう
送料が高い
水分が気になるメニューがある
基本ごはんは入ってない
ナッシュのメリット
食事の手間や労力が全カットできる
味が美味しい
メニューが豊富
カロリーが控えめ
栄養バランスが整う
非常時のストックにもなる
注文やスキップが簡単
デザートメニューがある
よくある質問
値段はいくらかかる?
お試し利用はできる?
注文方法は?
解約は簡単にできる?
ナッシュをおすすめしたい人